店内くつろぎスペースをもっとお気軽にお使いくださいという記事:KUSHITANI名東店

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    先日のお休みの日に街中に映画を観にでかけましたら(「紙の月」評判はイマイチみたいですけど面白かったよ)、あらまぁ・・すっかりクリスマスモードじゃないですか。

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    これねぇ・・もうハロウイン終わったら飾ってるんでしょ?

    ちょっと早すぎるんでないかい?

    そのうちもう12月になったら門松飾る勢いじゃないかっ!

    そんなわけで、ウチは昨日から出しました。


    さてさて。

    今年の3月にオープンしたお隣のカフェ「リバーメット」さんですが、このカフェがOPENする前はこのスペースがお客さんの「くつろぎスペース」となっておりまして、ここに大量の雑誌や漫画などを蔵書していたことをご記憶の方も多いと思います。

    最近お越しのお客さんはご存じかと思いますが、この雑誌や漫画類、カフェのオープンと同時に店内の一部に新設したくつろぎスペースに移しております。

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    しかしこのスペース、イマイチ皆さんに利用されてる感じがしません。

    皆さん遠慮されてるんでしょうか??

    裾上げの間や、お友達との待ち合わせなんかにもっとお気軽にご利用ください・・ということをアピールするためにあらためてちょっとご紹介いたしましょう。

    雑誌は最新の物各誌+ライダースクラブやアウトライダーのかなり古めのバックナンバーが揃っています。(ついでにカメラ雑誌や自転車雑誌もコソーっと置いてますw)

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    特にアウトライダーは休刊前の物も結構揃ってますよ。

    そして漫画はやはり定番のコレ。

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    コレとか。

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    バイク乗りのマストですよね。

    そして文庫本はお客さんに寄贈してもらった物も含めてこれくらいあります。

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    ちなみにこの文庫本は貸し出し自由ですので、持って帰って読みたいものがあれば店長までお申し付けくださいね。

    寄贈も大歓迎です。

    そして最近買い揃えてるのがコレ。

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    島本和彦氏の「アオイホノオ」です。

    実は先日も記事にしました、名古屋市科学館で開催中の「特撮博物館」に触発されましてですね。
    館長を務める庵野秀明さんや、その周辺人物の青春時代を描いたこの作品を読んでるというわけです。

    島本さんも80年代に「炎の転校生」で鮮烈デビューしていますが、なんと庵野さんとは大学の同期生でもあるんですね。

    その出会いなんかも描かれています。

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    庵野さんだけでなく、当時の同期生には、その後のアニメや漫画界をリードしていく錚々たる人物が名を連ねており、そういう人達の熱い青春時代垣間見ることが出来てとても面白い作品なんですけど、この人たちが在籍していた大阪芸術大学は実は僕の母校でもあるのですね。

    彼らは1980年入学組ですので、84年入学の僕よりもちょい先輩ですし、僕が入学した頃にはもうとっくに大半が中退してしまっていましたので(大芸大は成功者はほとんど中退という伝説があります)、キャンパスにいた時期は全然被ってないのですが、それでもほとんど同時代にこんな伝説が自分の母校で生まれていた・・・というのはやはり興味深いことですし、ちょっと誇りにも思えてきます。

    そしてコレってTVドラマにおもなってたんですね。
    不覚にも知りませんでした。

    で、早速DVDを借りて観てみたのですが、まぁ原作同様暑苦しいことwww

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    「誰も知らない」で、あの大人顔負けの抑えた演技で人々をうならせた柳樂クンがめちゃウザキャラになってます。

    そしてこのドラマ、本当に大阪芸大でロケしてるんですね。

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    懐かしい風景でいっぱいです。

    これ、バス乗り場からキャンパスへ登る通称「芸大坂」です。

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    ここ、徹夜で皿洗いのバイトした後なんかホントに登るの辛かったんスよ・・・

    そしてこんなところまで忠実に再現されてます。

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    ジャージですね。

    ええジャージです。

    僕も着てました。
    芸術大学と言えど一般教養課程には体育の授業もありまして、その時は全員これの着用を義務付けられていたのですが、もう当時はこれが嫌で嫌でねぇ・・・

    芸大のくせになんでこんなダッサイジャージなんだよ!!と恨んだものですが、今見るとちょっと可愛らしいデザインですよねぇ??

    今はもうデザインが変わってるらしく、昔の同期生に聞いたところ、このジャージはプレミアがついてるんだとか。

    うーむ・・・
    卒業と同時に捨ててしまいましたが取っておけばよかったかも・・・

    しかしですねぇ・・・
    この漫画なりDVDを観てるとなんだか「大阪芸大って凄いのかも」とか思えてくるんですけどね。

    当時在学していた身としましてはホンットにそんな実感はありませんでした。

    とにかく当時地元では大阪芸人大学などと揶揄され、「芸大生ってだけでバイト断られる」ってくらい「しょーもない大学」という位置づけで、実際問題「こんな大学に居て大丈夫だろうか?」と日々自問自答せざるを得ないくらいダラけた雰囲気が蔓延しておりました。

    当時芸大出の唯一の出世頭は中島らも氏くらいで、卒業生の90%以上は学生時代の専攻とは関係のない職に就いてる・・・という認識だったのですが、そんな中でも、その後のアニメ界を震撼させる胎動がこの大学で始まっていたとは全く知りませんでした。
    (まぁ、僕、ほとんど大学には行ってませんでしたので知りようもなかったんですけどwww)

    そして僕は思うんですけど、これは別に大学が凄かったわけではなく、才能ある人はどこにでもいて、その情熱を燻らせているってことなんでしょう。

    そして才能は才能を呼ぶのでしょう。

    庵野氏の周辺に「たまたま」そういう才能が集まっていたわけではなく、庵野氏の才能と情熱が同じように才能と人並み外れた情熱の持ち主を呼び寄せたのでしょう。

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    当然のことながら、同じ大学にいながら凡人の僕の周囲には愛すべき凡人ばかりでした。

    なんだか随分話が逸れましたね・・・

    えー・・・店内のくつろぎスペースをご自由にお使いください・・ってお話だったんですけどねwww

    ちょっとだけ同時代を過ごした熱い人達の青春に思いを馳せてみました。

    それでは今夜はこの辺で〜〜。



    今年のアンダーは何気に凄いらしい:KUSHITAINI名東店

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      先日の山陰ツーリングの際、今年の新しい「セットアップアンダー」をおろしてきた三原店長がポツリと言いました。

      「この、今年のアンダーええわぁ」

      へー!そうなんだ!

      他社製品を含めて、あらゆるアンダーをテストされている三原店長の感想だけに説得力があります。

      それがこのアンダー。

      K-1840 セットアップアンダーです。

       

      そこまでは「そうかぁ・・これいいのかぁ」くらいの感想で終わっていたのですが、その翌日のことです。

      古くからの常連さんで、ちょっと前にこのアンダーをお買い上げ頂いたSさんが「店長!このアンダーめちゃくちゃいいわ!いい買い物したよ」とおっしゃるじゃありませんか!

      同じことを、ほぼ同時期に複数の人から聞かされると俄然印象が強くなります。

      そーかぁ!そんなにいいのかコレ!

      ちなみにSさんもベテランツーリングライダーで、ありとあらゆる素材のアンダーを使用した経験をお持ちの方です。

      ちなみにこのアンダー(に、限らず防寒グッズ全般)のインプレッションほど個人差や経験値によって左右されるものはありません。

      と、言いますのも、「それまでどういう物を使ってきたか?」ということで印象がかなり変わってしまうからです。

      それまで高機能素材のアンダーというものを使った経験がない人が、この手のアンダーを使うと、ほぼどのメーカーの物であっても相当ビックリすると思います。
      とにかくその暖かさに震えるほど感動します。

      ヒートテックですら感動すると思うのですが、それが一足飛びにアウトドアメーカーやバイクウエアメーカーのアンダーを経験すると「今まで何で使わなかったんだーっ」と衝撃を受けるはずです。

      僕も学生時代に初めてタラスブルバのウールアンダーを着用した時の感動を今でもよく憶えているくらいですから。

      そしてこれがヒヨコの刷り込みと一緒なのですが、その感動が大きいあまり、その最初に使ったメーカーや素材を無条件に盲信してしまう傾向にあります。

      「ブレスサーモこそ最強!」
      「いやいや・・やっぱ光電子でしょう」
      「キミ達何言ってるんだ、メリノウールこそ最高だよ」

      こんな会話が夜な夜な居酒屋で繰り広げられているはずです(多分w)。

      しかしこの手の高機能素材アンダーを一通り経験すると分かるんです。

      「有名メーカーの造るアンダーウエアならどれもそれほどの差はない」と・・・

      ですから、ベテランライダーほど新しいアンダーの感想を聞くとアッサリとした答えが返ってきます。

      「うん・・まぁ普通に暖かいよ」

      こんな感じで、それを聞いた方も「そうか。まぁ普通に暖かいのか」で納得します。

      それがですね!

      かなーり経験豊かなライダーが、同時に、しかも示し合わせたわけでもなく絶賛するってことは、このアンダーは「相当いい」と充分予想出来るわけです。

      Sさんのインプレがまた素晴らしい。

      「ウエアと身体の間に暖かい空気の層を感じる」とのことです。

      もう「保温とは何か?」ということを知り尽くしたベテランライダーならではの感想ですよね!

      もちろんクシタニ製品ですから、ライディング時に背中が出ない立体裁断なんかは当たり前!



      こんなワンポイントも気が利いてますよね。


      もう僕も我慢出来ないので近々自分でも使ってみるつもりです。

      その時はもちろんインプレッションをアップしますのでお楽しみにー!



      これがプロのセレクトだ!クシタニ店長の選んだウエア編:KUSHITANI名東店

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        では予告通り、今回の山陰ツーリング時の各クシタニ店長のウエアコーディネートをご紹介いたしましょう!

        果たして冬場のツーリングに際して、プロはどんなチョイスをしているのでしょうか??

        えー。
        結論から申しますと、今回参加の7名の店長のうち4名はゴアテックスでした。

        西宮店小林店長も・・・

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        箕面店三岡店長も・・・

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        熊本店角田店長も・・・

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        写真には写っていませんが、北九州店中武店長もゴアテックスです。
        北九州店にいたっては、同行された3人のお客さんも全てゴアテックス着用です。
        (多分北九店はゴアじゃないとツーリングに連れて行ってもらえないのかもww)

        結局ジャケットに関してはこれが「王道」なのでしょう。
        防寒性能は飛び抜けてるわけですから、デザインが気に入って予算の都合がつけばこれを選ばない理由はありません。

        どこの店長も、色々な商品をお客さんには薦めてると思いますが、自分がツーリングするとなればやっぱり自分の身が可愛いはずです(笑)

        一番最強のモデルを選ぶのは自然なことでありましょう。

        ちなみにボトムに関しては、ほぼ全員がカントリージーンズです。
        つまりこの「ゴア+カントリー」が一番ポピュラーな「プロの選択」だと言ってしまっていいでしょう。


        しかしあえて「王道」を選ばない店長も当然いらっしゃいます。

        まず下関店塚本店長。

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        ウインターレイジャケットです。

        正直、クシタニウインタージャケットの2014モデルの中では、一番防寒性では弱いモデルです。
        どちらかというと、このカジュアルなデザインと着心地の軽さが売りなジャケットですから。

        しかしそこはやはりクシタニの店長ですね。

        ミドルに電熱ジャケットをレイヤードしています。

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        ジャケットの防寒性の不足分をミドルで補うわけですね。
        これならば、冬場もオシャレを楽しみつつツーリングが出来ちゃいます。

        ちなみに西宮店小林店長は、なんとゴア+電熱です!

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        これは現在考えられ得る最強の組み合わせでしょう。

        しかしこの日の北陸は10℃前後でこの時期としては暖かい日となりました。
        さすがに「今日はちょっと暑い」というのが小林店長の感想です。

        さて、京都店三原店長も相当変化球です。

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        レザージャケット+インサレーションコットンシャツ(絶版)です。

        ご存じのように、レザージャケットに防寒性能はそれほど期待できません。
        僕がもし「冬場に革ジャンでツーリングしろ」と言われたら全力で断りますね(笑)
        (自給3000円くらい貰えるのなら考えますがw)

        そこを補っているのが、ミドルに重ねているインサレーションコットンシャツの(ミドルレイヤーとしては)驚異的な保温性能というわけです。

        もう絶版の商品を説明するのもなんなのですが、このシャツ、一見コットンシャツに見えますが、そのコットン生地の下に防風フィルム「サイトス」をインサートし、しかもその中には超高性能中綿「シンサレートウルトラ」を封入しているのです。

        もう素材だけで言えば、ほとんどアウタージャケットに匹敵する性能を持っています。
        (価格も¥30,000とジャケット並みでしたが・・・)

        今回くらいの温度域(6〜10℃)ですと全く問題ない・・・とのことでした。


        さて。
        では僕自身のコーディネートもご紹介いたしましょう。

        もちろん僕もあえて王道は行きません。

        基本、今回はこのレイヤードで出かけました。

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        アーバンジャケット(’13モデル)+キルティングインナーブルゾン(2014新作)+高機能アンダー(色々持ってますので、品番とかは忘れちゃいました。クシタニ製ですよ)。

        ちなみに昨年はこの組み合わせでした。(アンダーは撮影省略しています)

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        この組み合わせは、暖かくてカジュアルという理想形をようやく実現したボク的には究極のレイヤードなのですが、せっかくなので今年の新作ミドルを使ってみたくなったわけです。
        (昨年のこのフォーメーションにつきましては昨年のこの記事をご参照ください)

        しかし、ミドルの性能としましては明らかにキルティングインナーブルゾンはインサレーションコットンシャツには劣ります。
        (価格も半分以下ですしね)

        それではその性能低下分を補ってやりましょう。

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        +アルファとしてダウンジャケットを持っていきました。

        何と言ってもダウンはコンパクトになる分、持ち運んで温度調整するには最適ですね。

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        とにかく超絶寒がりの僕は、初日の朝「多分朝の新名神は寒いだろう」と踏んで、最初っからダウンを重ねて出かけました。

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        アンダーの写真一緒に撮るのを忘れてしまいましたが、4枚重ねです。

        さすがに今回の温度域ですと、着込み過ぎでしたね(笑)。

        今回くらいでしたらこの組み合わせで充分でした。

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        そしてこのキルティングインナーブルゾンは想像よりもかなり暖かく、一日の外気温がほとんど5℃を超えない・・・みたいなシビアな状況でない限りはこれでイケちゃいそうですね。

        今回一番温度が下がったのは、帰路、夜間に北陸道を走っていた時なのですが、この時で外気温表示は4℃で、その時でもこの組み合わせで問題を感じませんでした。


        で、下半身の方はもうここ20年変わりません。

        カントリージーンズ+高機能アンダーです。
        ただしこれも恒例ですが、太ももにホッカイロですw

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        そしてグローブですが、これはもうここ10年以上「ゴアレザーグローブ」シリーズを3〜4年ごとに買い換えています。

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        これは確か2012年モデルだったかな??

        それに、朝方や夜間走行の時にインナーを足してやります。

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        そして今回これにちょっと新しい試みをしてみました。

        じゃん!


        インナーグローブの甲にホッカイロ貼り付けです!

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        これはもうさぞかしグローブの中はホッカホカだろうなぁ・・・とウキウキ走ってみれ
        ば・・・どうも想像したような効果は得られませんでした・・・

        どーもホッカイロというのは、風の影響を受けないところのみに効果的なようですね。

        と、言いますのも、冬場は常に腰と太ももに貼って出かけるのですが、背中はも〜ポカポカと熱の塊りのようなものを感じるんですよ。
        それが太ももはですねぇ・・同じもの貼ってるのにイマイチ「暖かい」という感覚を得るほどではありません。

        多分風が直撃する部分は、ホッカイロの保温が追いつかないのでしょう。
        手の甲も同じ状態だったみたいです。

        ただし、「無いよりはマシ」であろうことは充分予想がつくわけで、本来は右手と左手で片方だけ貼り付けて試してみればよかったんですけど、この時期の夜間走行の際にそんな気持ちのゆとりはありませんでした(笑)

        手先と同様、真っ先に冷えてくる足先でしたが、今回常連さんがこんなものをプレゼントしてくれました。

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        ブーツの中に入れるだけのカイロですね。
        ブーツはグローブほど風の影響を受けにくく、なおかつ密封性も高いためかハッキリと効果を感じました。
        靴の中はずーっとホカホカと暖かい感覚を維持できました!

        そうそう。
        参考までにブーツは、クシタニ店長の中ではネオブーツ率が高かったです。

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        さてさて、以上参考になりましたでしょうか?

        結論として言ってしまえば、「暖かくなりたければゴアテックスを選べ」ってことに尽きますでしょうかね?

        そしてデザイン面などで他のジャケットを選択する場合は、ミドルレイヤーでその不足分を補うのが有効な方法かと思われます。

        まぁ、人それぞれ体感温度にも差がありますし、各店長のノウハウを参考にしつつ皆さんなりの「ベストなフォーメーション」をぜひ見つけてくださいね〜!

        晩秋の山陰ツーリング その2:KUSHITANI名東店

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          では続きです。

          翌朝目が覚めてみればやはりドンヨリした空模様・・・

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          まぁこの季節、このエリアはこんなもんでしょう。

          朝風呂に入ってたっぷり朝ご飯をいただいたら、まずはチーム北九州のお見送り。
          やはりここから自走で九州までお帰りです(約600km)。

          前日は気が付きませんでしたが、お客さんのお一人はアグスタF4です。
          これで長距離は正直楽ではないでしょう。
          北九州店の常連になるのはハードル高そうです・・・

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          それではお気をつけて〜〜。

          我々は、天気の回復を待ちつつロビーでモーニングコーヒータイム。

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          社長コーヒーご馳走様でした!

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          なんとなく薄日も差してきた10時くらいにスタート。

          毎年恒例ですが、とりあえず向かったのはここ。

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          出石ですね。

          出石と言えば皿そばです。

          前の晩に、贅沢な蟹三昧と過度な飲酒でお疲れ気味の胃を休めるため、お蕎麦でもいただこうか・・ということですね。

          しかし湯村温泉から出石までは1時間もあれば着いちゃいますので、まだお昼ご飯の時間には早めです。

          この時期出石城は紅葉が綺麗ですので、まずは散策しましょう。

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          曇天ですが、案外紅葉と雨って相性がいいのかしら?
          しっとりとしたいい雰囲気です。

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          鳥居と雨上がりの紅葉。
          うーむ・・爽やかだ。

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          こんな感じでブラブラしていましたら、それなりにお腹が空いてまいりましたので、名物の皿そばをいただきます。

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          皿そばは一皿からでも追加できますので、お腹の空き具合に合わせて追加注文できて便利です。


          ご飯の後はここで流れ解散です。

          それぞれの帰路に合わせて好きなルートを取りますが、大阪・神戸組と、神戸からフェリーに乗る下関・熊本組ともここでお別れ。

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          それではみなさんお気をつけて〜〜。

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          ここからは京都店三原店長と二人別行動ですが、まずはここからそれほど離れていない安国寺へと向かいました。

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          ここは昨年も一昨年も来ましたが、この時期だけ一般公開される「ドウダンツツジ」を見たかったのです。

          昨年も画像載せましたし、もうけっこう有名観光スポットになってますのでご覧になった方も多いと思いますが、お寺の大広間越しに色づいたツツジが見えてそれは絶景なのです。

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          期間限定で建物の中にも入れます。
          平日にも関わらず観光客でいっぱいです。

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          時々人の出入りを止めて撮影タイムを設けてくれるのですが、毎年ここに来ている人が待ち焦がれているのがこのサービスです!

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          なんと住職がモデルになってくれるんですね!

          ここで(わざとらしくw)お茶を飲んだり書を書いてくれたりするのですが、これがまた赤をバックにシルエットになっていい雰囲気なんですよねー。

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          案外サービス精神旺盛で我々観光客にはありがたい演出ですw
          みんなこの時間を待ち焦がれていたので、一斉にシャッターが響きます。

          裏側から見るとこんな感じです。


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          なんだかんだと(住職待ちも含めてw)ここに小一時間いましたので、看板に誘われお茶でも飲みに行こうか・・・と近くにあるカフェへと向かいました。

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          森の中にあるウッディな雰囲気のいいカフェです。

          調度品もいちいち可愛らしくシャレてます。

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          そして店内には低く流れるJAZZ。

          ジャズ??

          すると三原店長がひと言「このBGMって・・・浜省ちゃう??」。

          あ。ホントだ。

          よく聴いてみると流れているのはジャズアレンジの浜田省吾です。

          なるほど・・それでこの店名なのか。

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          お店の人に聞いてみると、オーナーさんご夫婦が大の浜省ファンで、お店でファンの集いやDVDコンサートなども開催しているそうです。

          ふーむ・・・

          このちょっとシャレた可愛らしいお店の雰囲気と、浜省ファンの暑苦し・・・いや・・熱心な雰囲気とがちょっとリンクしにくいのですが、僕の中である疑問がむくむくと頭をもたげてきます。

          それは「何故浜省ファンはお店を開きがちなのか!?」ってことです。

          名古屋市内にも浜省ファンが集うBARやカラオケスナックが2〜3軒あるらしいですし、聞くところと全国にあるらしいじゃないですか。

          何でしょう??

          浜省ファンって同じ嗜好の人とその想いを共有したい・・という願望が強いんでしょうか?

          などと考えに耽りましたが、普通にコーヒーとスィーツは美味しかったですしお店の雰囲気はとてもよかったですよ!

          いずれにしてもこういうのも旅の出会いです。

          そしてお店を出てプラプラ駐車場へと帰る途中、また不思議な光景に遭遇しました。

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          とある家に集まるネコさん達にオジサンが餌をあげています。

          その光景を見ていたら、オジサンこう説明してくれました。

          「オレの家ちゃうで。この家で猫ぎょ〜さん飼うてんねんけどな、近所やから時々餌あげてんねん」とのことです。

          もうネコさん達は慣れてるのでしょう。

          オジサンが持ってきたエサを奪い合って食べてます。

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          オジサン身体の大きい子に「お前はもうええやろ!チビにもやらんかい」と話しながら餌をあげています。

          しかしこの写真に写ってるグレーの子。この傷がなんか「じゃりんこチエ」に出てきた猫を彷彿とさせますwww

          オジサンは自分とこの犬の散歩中だったのですが、優しいオジサンに飼われてるからかこの柴犬がメチャクチャ人懐こく、僕にワッフンワッフンと飛びかかってきますww

          しかしまぁ旅に出ると色々なものを見ますね。


          さて、ここからは三原さんとも別れて単独行です。

          帰路は、この夏に開通した舞鶴〜敦賀間の高速を使ってみたかったのでとりあえず舞鶴方面へと向かいますが、僕はこの辺りに全然土地勘がありません。

          そこで地図を見ながら、「ふむふむ。この道を使えば最短距離だな・・」と、国道と国道をショートカットする県道に目をつけました。

          で、突入してみれば案の定と言うか、予想通りというかこんな道です・・・

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          アハハハ。
          日本全国大体こういうことになるよねww

          しかしこの道の途中で見つけた小さな山寺が見事な紅葉に染まっています!

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          うーむ。見事なものだ。

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          こういう出会いも、「ナビの指示通り」だったり「誰かの後ろについていくだけ」のツーリングではなかな望めないことですよね。

          なにより「この道ってどうなってるんだろう?」「この先はどんな風景なんだろう?」と地図を見ながらワクワクして、「ホントにこの道でよかったのかな?」とちょっとドキドキしながら走ってる時間がバイクツーリングの醍醐味なんじゃないでしょうか?

          思惑通りスムーズに目的地に着ければ「よしよしオレ凄ぇ」と満足感もひとしおですし、「ここからここまでの最短距離はこのルートだな」という自分のルートストックにもなります。
          道がとんでもない酷道だったり、通行止めになっていたら「ワハハハ!よーっしこっからどうやって切り抜けよう」とまた楽しみが増えます。
          そういうゲーム的な楽しみって、ツーリングの楽しみのかなり大きな部分を占めていると思うのですがどうでしょう?

          安国寺から舞鶴へ向かう道中はまさにそんな楽しみがいっぱいでした。

          寄り道したり写真撮ったりしてるうちにすっかり暮色が濃くなってきます。

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          と・・・ふと見ると「近畿タンゴ鉄道〇〇駅」の看板を発見!

          ここが一人旅の気楽さでちょっと寄ってみました。

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          時刻表を見るとあと5分もしないうちに汽車がやってくるようです。

          人気のローカル線なんでしょうか?
          ホームには観光客がかなりいます。

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          汽車がやってきます。

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          一両編成の可愛らしい汽車です。

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          僕は鉄ではありませんので、車両のこととかはよく分かりません。
          (詳しい人教えてね)

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          へー・・・雰囲気あるな〜・・と思っていたらほどなく反対からもやって来ました。


          こちらは二両編成で、後ろの車両はこんなエトロチックな雰囲気のあるものでした。

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          おっと・・・こんなことしてたらもうすっかり遅くなってきました。

          ここからは舞鶴ICへと真っ直ぐ向かいます。

          あとは敦賀経由で北陸道〜名神〜と繋いで帰るだけです。

          高速走行はすっかり夜間走行となりました。

          そしていつものことですが、養老SAまで来ると「帰ってきたな〜」という気になりますね。

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          今回はそれほどの寒さでもなかったのですが、寒いのが大の苦手な僕としましては、この時期のツーリングは「あぁもう寒いよ寒いよ!!こんな季節にオートバイなんか乗るもんじゃないね!」とブツブツ言いながら走ってるのですが、家に帰って、風呂で暖まって、お土産に買ってきたお酒を飲みながら写真を見返してると「あぁ・・なんか楽しかったなぁ」と思えてくるから不思議なもんです。

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          今週末は三連休。

          そろそろ信州や北陸方面へ出かけるラストチャンスじゃないでしょうか?

          紅葉もどこもピークみたいですし、ぜひ皆さんも「今年の〆のロングツーリング」へとお出かけください!


          次回は「プロのセレクトを見よ!各店長のウエア大公開!(仮題)」編です。
          お楽しみに!

          晩秋の山陰ツーリング その1:KUSHITANI名東店

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            毎年恒例。11月第三週に行っております「山陰に蟹を食べに行く大名ツーリング」に今年も出かけてまいりました!

            11月18日火曜日、朝6時に自宅を出発します。

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            抜けるような青空!晴れです。

            東名阪→新名神→京滋バイパス→京都縦貫というルートを取りましたが、新名神に入ってトンネル抜けた途端空は曇天模様です。

            しかもこの区間が一番寒いね・・・

            丹波で京都縦貫を降りると・・・お!虹だ!!

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            分かります???

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            ここからはR9を通って、待ち合わせ場所である春日IC近くのお蕎麦屋さんへ。

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            今回も昨年に続き、熊本店や下関店の店長なども参加され大所帯です。

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            お蕎麦は美味しゅうございました。

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            ここから先は豊岡自動車道→R9を繋いで今回の目的地である湯村温泉へと向かいました。

            なんとな〜く雨が降ったり、陽が差したりの繰り返しです。

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            こんな天気なので特に寄り道もせずに一路宿に向かい、3時ごろに到着しました。

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            ここが今回お世話になる「井づつや」さんです。

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            早速温泉で冷えた身体を暖めましたら、晩御飯までの間カメラを持って温泉街をブラつきました。

            雨がそぼ降る山陰の温泉街ってさぞかしフォトジェニックだろうなぁ・・・と思って出かけたのですが・・・

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            おお!思惑通りだよ!!

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            うんうん。いいじゃない!

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            こんな感じで温泉街をプラプラして次に向かったのはここ!

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            この湯村温泉と言えばここ!「荒湯」です。

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            ここは湯村温泉の源泉で、98℃の熱湯が毎分470リットル湧出しているそうです。

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            観光客に限らず、地元の人や旅館などもここの熱湯で卵や野菜を茹でたりしているようです。

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            温泉街が暮色濃くなる中・・・

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            各店の店長さんたちも集まってきました。


            早速旅館でもらった卵を茹でます。

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            ワイワイと待ちます。

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            さ〜出来た!!

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            さっそくこの場で食べる箕面店三岡店長。

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            美味いッスか?美味いッスかっ!!??

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            さてさて、そろそろ今晩のお楽しみ、晩御飯の時間が近づいてまいりましたので宿に戻るとしますか。

            僕はまた写真を撮りながらプラプラ帰りました。

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            んー。やっぱり昔からの温泉街っていいですねー。

            さて、宿に戻ったら早速食事です!

            今回は各店の店長だけでなく、本社からは社長自らがご参加!

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            そして何と!北九州店より中武店長と北九州店のお客さんも自走にてご参加!!
            僕らが温泉街をプラプラしてるうちに到着されました!

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            最終的には総勢12名の大所帯です!

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            そしてこの時期の山陰と言えば・・・

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            蟹ですね。もちろん蟹です。

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            その他の料理も繊細で大変美味しかったです。

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            蟹と但馬牛を炙ったお寿司の制作実演です。

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            料理が美味しければ当然お酒も進み、話も弾み、いつしか冷酒の空瓶がゴロゴロと転がり出し、いつもなら「よーっし二次会行くぞー!」ってなことになるのですが、残念ながらカラオケラウンジが全て予約済みとのことで、そのまま部屋で酔いつぶれて寝てしまいました〜。

            それではオヤスミナサイ(ってまだ9時だよ!いつもならまだ家にも帰ってないよ!)。

            翌日に続きます。



            晩秋の山陰ツーリング【予告編】:KUSHITAINI名東店

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              毎月第三週葉連休を頂いておりますが、このお休みを利用して山陰方面へツーリングに出かけておりました。


              ツーレポは近日中にアップします!
              お楽しみに〜!

              旅に持っていく三脚:KUSHITANI名東店

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                では「旅に持っていく」シリーズ第二弾です!

                今回はこれ!

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                三脚です。

                それも一眼用のヘビーなヤツでなく、あくまでも「旅に持っていく」という条件ですので、コンパクトデジカメ用の軽くてコンパクトなヤツですね。

                僕のような「自撮り大好き」な者からいたしますと、もう三脚というのは旅のマストアイテムなのです!
                (「そうでもない・・」という方はこの辺で読むのをやめた方が賢明かと思われますw例によって長文ですのでwww)

                では、僕の「旅用三脚」に求める条件を以下に列記しますね。

                 (1)極力軽量・コンパクトであること。
                 (2)しかし伸縮性は有していて、それなりの長さ(高さ)を確保していること。
                 (3)伸縮はなるべく簡単でスムーズであること。

                こんなところでしょうか?

                (1)についてはもう説明の必要はなでしょう。
                バイクや自転車の旅の場合、グッズは軽量・コンパクトに限ります。

                しかし大事なのは(2)です。
                ただ「軽量・コンパクト」というのならば、伸縮性のないミニ三脚が圧倒的に軽量でコンパクトです。

                しかし足が伸びないミニ三脚は、撮影アングルに圧倒的に制約があります。

                都合よく台のようなものがなければ、ほとんどローアングルにならざるを得ません。

                北海道の大平原で自分撮りをしようと思うと、ほとんど視点が地面スレスレの画像ばかりになってしまいます。
                やはりそれなりに高さは確保したいですね。

                次に(3)ですが、やはり旅の間のスナップは「サッと(カメラを)出して、サッと撮って、サッと収納できる」←これが大事です。

                ここが煩雑で時間がかかると、撮影の度に時間を取られてちっとも前に進みゃしません。

                ですから三脚の伸縮には「ロック機構なし」が大原則ですね。

                こういう一眼用のガッチリした三脚なんかについてるヤツです。

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                撮影の度にこんなものいちいちロックしたり解除したりするのはあまりに面倒くさい。

                さぁ、そんなしち面倒くさい要求を満たす三脚はあるのか??

                僕はこれまで、上記の条件を色々と検討した結果こんな三脚を使っていました。

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                どこの量販店でも¥1980程度で販売されていた、KENKOのST-081という普及モデルです。

                どこでも売ってる普及モデルの割に、僕の要求はそれなりに満たしていました。
                まぁそういうことを三脚に求める人が多いってことでもあるのでしょう。

                最大限伸ばしたところはこんな感じです。

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                前述したように脚を伸ばした時のロック機構はありませんので、各パイプの摩擦抵抗とジョイント部に仕込まれたクリックボールによって伸ばした状態を保っています。

                ただし一応脚の一本だけには一か所ロック機能があり、ふいに縮まないようにはなっています。

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                ここですね。
                シールに描かれている矢印の方向へ、クリッと回してやるとロック。さらに回すとロック解除になります。

                この三脚でまぁ概ね満足はしていたのですが、どうも写真を撮り終わって撤収する時がスムーズにいきません。

                三脚の脚がスルスルと収納されていかないのです。

                そもそもが勝手に縮まないようにそれぞれのパイプの摩擦抵抗が大きい仕様ですし、長年の使用でパイプも微妙に曲がったりしてしまったのでしょう。

                脚を縮めようとすると途中で引っかかったりしてちょっと手間取ることが多くなってきました。
                特にこの三脚は、「現在ロックされているのかどうか?」が目視出来ませんので、時々ロックがかかったまま縮めようとしてしまい「あぁ!もう!!ちっとも縮んでいかないよ!」とイライラすることも増えてまいりました。

                さぁ!そこでまた「理想の三脚を求める旅」の始まりです。

                そんなところに、一本の不思議な形の三脚に出会いました。
                今年の夏のことです。

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                カメラ好きなら知らぬ者はいない程の三脚メーカーベルボン社」製のCUBEというモデルです。

                その名の通り、パイプの断面が四角形になっています。

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                大きさはST-081と同じくらいでしょうか?

                アルミ製のためか、見た目ほど重量は無く、ST-081よりも軽く感じるくらいです。
                (実際に重量は、ST-081:435g CUBE:390g)

                そしてこのモデルの突出して優れているところはそのスムーズな伸縮性です。

                先端の内側にロックが仕込まれており・・・

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                延ばす時はこの先の部分を左右からギュッと握りこんでやればロック解除。

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                これでスルスルと脚が引っ張り出せます。

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                この感触がまた非常にスムーズ!!
                ST-081のように「無理やり引っ張り出してる感」が全くありません。

                そして伸ばしてやれば自然にそこでロックされます。

                伸ばした状態はこんな感じ。

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                ST-081よりもちょっと短い(低い)くらいで実用上何の問題もありません。

                そして収納する時の手順も伸ばす時と同じく、根元をギュッと握って脚を下から押し込んでやればもう何のストレスもなくスルスルと収納されていきます。

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                このスムーズさは、やはり脚の形状の設計や、秀逸なロック機構、そして実売¥4800前後という、この手の三脚としてはちょいお高めな価格からくる「ちゃんとコストがかかった造り」に依るところが大きいのでしょう。

                雲台の造りもしっかりしておりガタツキは皆無。

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                しかしこのプリップをちょいと緩めてやれば・・・

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                かなりフレシキブルに自由な角度に動かせます。

                それで決まった位置で手を放せばそこでカッチリとロック。全くガタツキません。

                もちろん縦位置撮影にも対応しております。

                この出っ張りをちょいと押してやれば・・・

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                カクンと90度回転します。

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                もう全く言うことはありません。

                僕の三脚に求める条件をほぼパーフェクトに満たしているだけでなく、デザインもシャレてますし、なんとも所有間感をそそる各部の造りこみの丁寧さも素晴らしい!

                しかしマスプロダクション製品というのは、どんなに自分にとって理想的ではあってもやはり完成度は95%です。
                どうしても最終的に自分の使い勝手に完全にフィットさせるためのすり合わせ作業が必要になってきます。

                と・・言うのもですね。

                僕が最近もっぱら旅に持って行っているカメラ、RX-100には現在こんなケースをつけてるわけです。

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                元々カメラの扱いは雑な方で、「シャッターチャンスを逃すくらいならキズがついた方がマシ」とばかりに、ケースも入れずカバーもかけずにガンガン使っていたら1年もしないうちにRX-100クン、お亡くなりになってしまいまして、実はこの手元の個体は二代目なんですね。

                そんで、「今度はもうちょっと丁寧に使ってやろう・・・」とケースを付けることにしたわけです。

                このケースは案外優れモノで、ホックを一か所外してやるだけで即撮影可能な状態になり、速写性はかなりのものです。

                そのうえケースを付けたままで三脚に装着できる嬉しい仕様です。

                R1060855.jpg

                しかし残念なことにCUBEの雲台とはホックが干渉してしまい、どーにもケースを付けたままでは三脚との相性が悪いのです。

                三脚を付ける時にいちいちケース外すなんて論外なくらい面倒くさいことですし、僕は一人旅の最中はカメラにほとんど三脚をつけっぱなしです。

                バッグからカメラを取り出して、サッと三脚を伸ばして、サッとケースを跳ね上げて、すっと撮影体制に入れる・・・そのうえカメラは傷つかない。それが理想です。

                よーし!そんじゃ三脚の方をちょっとモデファイしちゃおうじゃないの!

                ってことで、三脚本体に、ケースのホックの「受け側」を設置してやることにします。
                幸いこのカメラケースのホックは非常にありふれた規格のものでしたので、お店にも同じ規格のホックが大量にストックされています。

                それを三脚に装着してやります。

                まずは後ろ側。

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                この雲台のベース部分は金属ですので瞬間接着剤で接着。

                前側は雲台に装着しますが、こちらは樹脂製ですので、接着+ネジ止めで補強。

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                これがどうなるか・・っていうと、こうなります。

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                前側です。

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                これですと、前側のホックを外すだけで即撮影体制に入れます。

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                実際この改造は非常に有効でした。

                今年の夏の自転車旅はこの仕様で出かけたのですが、まさに思惑通り!

                走っては写真を撮り、写真を撮っては走る・・・という旅のリズムを全くストレスを感じることなくキープすることが出来ました。

                「自分の求める条件や、求める使い勝手に最も近い製品」を探す作業もこのうえなく楽しいものですが、こうやって最終的に自分の求める仕様に限りなく100%に近い状態にフィッティングしていく作業も楽しいものですよね〜。

                なんといっても、あーでもない・・こーでもない・・と脳内会議を繰り広げている時間がなんとも言えずいいものです。

                それでは次回は何を取り上げようかな??

                皆さんお楽しみに〜!



                旅に持っていくグッズ!Eye-fi VS Flashair :KUSHITANI名東店

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                  そろそろ新製品情報も入荷情報も一段落しましたので、個人的に「旅に持っていくと便利だよ!」というグッズについてご紹介&考察していきたいと思います。

                  さて、バイク好きには写真好きの人が多いと思います。

                  最近はもうスマホをカメラ代わりに使っている人も多いと思いますが、やはりちゃんとしたカメラで撮った画像にはまだまだ及びません(と・・個人的には思っておりマス)。

                  しかし旅先で撮った写真を、すぐにSNSにアップしたり仲間同士で共有したりする利便性はスマホには敵いません。

                  さぁそこで便利なのがWi-Fi機能付きのSDカードです!!
                  (今さら声高に言うほどのことでもないかwww)

                  まぁこの手のカードそのものはもうそんなに目新しいものではなく、もう数年前から出ているのでお使いの方も多いと思いますが、先鞭をつけたのはアメリカのEye-Fi.INCが発売している「Eye-Fiカード」です。

                  これの登場によって、デジカメの画像をPCなどに取り込むときにカードを抜き差しするという煩わしさから解放されました。
                  (また同時に「カード抜いたまま出かけちゃったよ!!」というミスからも解放されました)

                  僕もここ数年愛用しておりますが、もうこれなしのカメラライフは考えられないくらい依存しきっています。

                  ほぼ愛機GXRに入れっぱなしです。


                  状況によってサブ機のSONY RX-100に入れ替えても使っていたのですが、いちいちカード入れ替えるのも面倒くさいですし、イベントの時には二台持っていったりしますので、RX-100用にもう一枚Wi-Fi機能つきカードを買い足すことにしました。

                  まぁ同じモノを買っても面白くないですし、Eye-Fi以降ライバル機種も登場していますので別のモノで比較検討してみることにします!

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                  ジャン!
                  ポストEye-Fiカードの最右翼として登場した東芝のFlashairです。

                  これねぇ。出た時から気になってたんですよねぇ。

                  てなわけで、今さら感いっぱいな気もしなくはありませんがw両者を比較してみましょう!!

                  基本的な考え方は同じです。
                  撮った画像を、設定した転送先に転送していくメディアというところは共通しているんですけど、最大の違いはその転送方法です。

                  Eye-Fiカードは基本的に「撮った画像全てを撮った先から自動的にモバイル機器に転送していく」というのが最大の特徴です。

                  特に接続してやらなくても、カメラの電源を入れればモバイルの方でEye-Fiカードを認識してバンバン取り込んでいきます。


                  そしてさらに便利なところは、一度モバイルに取り込まれた画像は(設定さえしておけば)これまた勝手にパソコンにウイ〜ンと転送されていきます。


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                  これは僕は最初、カメラから直接Wi-Fiを通してPCに転送してると思ってたんですけど、どうもタブレット経由でPCに転送されてるようなんですね。

                  つまり旅先で撮った画像がですよ。
                  その旅先から3G回線を通じてタブレット君が一生懸命送ってるようなんですな。
                  (初期型Nexusは4GLTE非対応なんスわ・・号泣)

                  ですからツーリングから帰ってきて、PCのEye-Fiフォルダ開けてみたらもうぜ〜んぶ保存されてるですよ。(パソコンはスリープ状態です)
                  最初はビックリしましたですよ。

                  これならば、とりあえず旅先では1〜2枚セレクトした画像をSNSなどにアップし、帰ってから全ての画像をゆっくり選んでブログなどにアップする・・・といった作業に際して「画像を取り込む」というプロセスが全く必要なくなるんです。

                  これはもう一度味わうともう手放せない便利さです。

                  それに旅先でメディアに万が一のことがあっても、モバイルとPCと二重にバックアップが取れていることにもなりますしね。

                  じゃあもうEye-Fiカードで決まりじゃないか!
                  ライバル不在じゃないか!

                  ・・と思われるでしょ?

                  それがですねぇ・・・

                  このEye-Fiカードにも弱点があるっとですよ。
                  世の中万能はなかとですよ。

                  このEye-Fiの「全自動」というのが時として裏目に出るのですが、カメラからモバイルに転送する際、人為的な操作というものが一切できないんです。
                  つまりEye-Fi様が転送くださるのをありがたく待つしかないのです。

                  まぁほぼ95%問題なく即転送してくれますし、ちょっとしたタイムラグさえ無視すればこれまで転送率は100%なのですが、たまーにウンともスンとも言わない瞬間というのがあるのですな。

                  しかも急いでる時とかに限ってw
                  もうこんな時はカメラとモバイルをジーーッと見つめる以外にやることがありません。
                  「ガンバレ!」とか言うことくらいしかできません。

                  そしてもうひとつ。
                  Eye‐Fiカードは「全データ転送」が基本原則ですので、写真のクオリティに関係なく全てどんどん転送しちゃうんですよね。
                  (カードにクオリティ判定されるのも嫌ですがwww)

                  僕は撮った画像は全てあらためてPCの大画面で確認したい性質ですので問題ないのですが、PCやモバイルのストレージ容量に神経質な方には余計な機能なのかもしれません。

                  さぁ!そこでFlashairですよ!

                  東芝のエンジニアも当然Eye-Fiの仕様やメリット、デメリットを研究したのでしょう。
                  この弱点を解消して華々しく登場しました。

                  Flashaieは画像の転送や、転送する画像のセレクトに全て任意の操作を可能にしました。

                  まずカメラの電源をONにしてやり、タブレットとWi-Fiで接続してやります。

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                  そしてあらかじめダウンロードしておいた専用アプリを立ち上げますと。


                  カードにアクセス出来ます。

                  で、ここからがFiashairのEye-Fiカードに対する最大のアドバンテージと思われる部分なのですが、保存したい画像だけをポチポチとタップして選んでやって・・・

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                  「保存」をタップしてやれば・・・

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                  その瞬間にウイッ・・ウイウイ〜ンと画像が保存されていくのです。

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                  なんだか当たり前のように思われるかもしれませんが、これまで散々Eye-Fi様の気まぐれに振り回された身としましては、ちょっと感動的ですらありました。

                  ここで一つ注意点なのですが、この作業中はカメラの電源が落ちてしまわないように注意してください。

                  このアプリでの作業はカメラと直接やり取りしてますので、カメラの電源が落ちると当然のことながら通信が途絶えダウンロードも中断してしまいます。

                  最初僕はRX-100のオートパワーオフを2分で設定していましたので、この通信遮断が頻発いたしまして、現在は5分に設定し直しています。

                  モバイルへの転送はこんな感じです。

                  そしてPCへの転送なのですが、このFlashairにはEye-Fiのように自動転送してくれる機能はありません。

                  これも任意の操作が必要なのですが、方法は大まかに二つあります。

                  一つは、PC側のWi-Fi設定でFlashairを認識→接続してやる方法です。

                  するとブラウザが立ち上がってカードの内部にアクセスすることが出来ます。



                  しかしこの作業がちと面倒くさい。

                  Eye-Fiの自動転送に慣れていると、PC側で接続→ブラウザ立ち上げるってのが既に面倒くさいですし、モバイルでの作業同様、カメラ側の電源にも気を配らなくてはいけません。

                  それにあらかじめ「ネット同時接続」設定して、パソコンとネットを繋いでいるWi-FiのSSIDとパスワードを記憶させてやらないと、カメラにアクセスしている間ネットが切断されてしまいます。

                  それとどういうわけかこの作業が妙に重たいんですよねぇ・・・メモリ喰うんでしょうか?
                  パソコンのことよく分からないんで想像でしかないのですが・・・

                  そんでもう一つの方法。

                  これはモバイルの機種によってそれぞれなんでしょうけど、僕の愛機Nexusの場合は、「AirDroid」というソフトでタブレットの中にパソコンからアクセス出来ますので、そこからPCにダウンロードしてやることが出来ます。

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                  うむ。こっちの方がまだ楽だな・・・

                  しかしもっと楽な・・・もっとこう・・機械伯爵が勝手にやってくれる的な方法はないものなんだろうか・・と超ズボラな僕としては思うわけですよ。

                  もう楽するためには労力を厭わない僕ですからwww
                  色々追及しましたよ。

                  そしたらありましたよ。

                  モバイルに取り込んだ画像を、ポチポチとセレクトして・・・

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                  モバイルのEye-Fiソフトに共有させちゃってですよ・・・

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                  はい転送!・・とすればですよ・・・

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                  Eye-Fiソフト様が(多分)、Eye-Fiカードで撮った画像同様勝手にPCに転送してくれるとですよ。

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                  おお!これは便利だ!!

                  理屈はよく分からないんだけど、出来たわwwww

                  これならEye-Fiカード同様、旅先で撮った画像をその場からPCに転送できちゃうってわけです!


                  つまりFlashairはEye-Fiカードに出来ることはほぼ遜色なく出来ちゃうってわけですね!!

                  価格面もFlashairの方がEye-Fiカードの半額に近く、コスパもFlashairに軍配があがります。

                  ただし「どちらがいいのか?」ってことになると、これはそれぞれの使い方ってことになりますね。

                  結論としましては、

                  〇とにかく撮った画像は片っ端から自動的に保存していって欲しい!接続とか面倒なんでぃっ!!→Eye-Fiカード。

                  〇画像の保存やセレクトを自分の意思で、自分の好きな時にやりたい→Flashair。

                  こんな感じでしょうか??

                  皆さんのそれぞれのスタイルに合わせてチョイスすれば、どちらもメチャクチャ便利なアイテムであることは間違いありませんよ!!

                  ・・・って・・ここまでこんなに長々と書いたことを全否定するようでなんなのですが・・

                  今時のカメラって、もうカメラ本体にWi-Fi機能が装備されてるんですよねぇ・・・

                  もう言ってみればWi-Fi機能付きSDカードというもの自体が過渡的なメディアなのかもしれませんね・・・

                  と、冴えない結論が出たところでサヨ〜ナラ〜!!

                  香嵐渓紅葉模様:KUSHITANI名東店

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                    いやー、急に寒くなりましたねー。

                    木曜日から寒くなるっていう予報でしたので、その前に・・ってことで水曜日のお休みの日に奥三河方面へとバイクでプラプラ走り回り、ついでに香嵐渓にも寄ってみました。

                    着いたのは5時くらいの薄暮の時間帯ですが、現在の紅葉の進行具合はこんな感じですね。

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                    うーん?四分〜五分(っていうのかな?)くらいでしょうか??

                    しかし色づいているところはもうかなり鮮やかです。

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                    まぁ、この香嵐渓の楽しみと言えば紅葉以上にこの時期限定の屋台村でしょう!

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                    中でも行列が出るほど人気なのがここ!

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                    刀削麺です。
                    その名の通り、刀でシャッ!シャッ!と麺を削ってお湯の中に投入していきます。

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                    シャッ!シャッ!!とね。

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                    その他、ZiZi工房のウインナーを焼いていたり、鮎おにぎりなんかを売っている屋台などもあり、目移りしそうなほどどこも美味しそうです。

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                    そんな感じで屋台を冷やかしているうちに暗くなってまいりました。

                    すると始まるのがこの時期限定サービスのライトアップの始まりです!

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                    お〜〜〜綺麗ですね〜〜〜
                    ここ、夜に来るの凄い久しぶりだな〜〜

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                    しかし、ライトがオレンジなので、まだ紅葉が始まってない木まで黄色に染まります(笑)

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                    もう何がホントの色なのか分かりませんw



                    それでもちゃんと紅葉してる木がライトアップされてると鮮やかさもひとしおですね。

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                    燃える紅葉!超古典的技法です。

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                    帰路も屋台をプラプラ冷やかしながら帰りましたが、こういうお祭りっぽい感じ、悪くないですね〜。

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                    ここのところの冷え込みで紅葉もグッと進むのではないでしょうか??

                    今週末くらいだとかなり綺麗でしょうね〜。


                    こんなところに行ってきた!:KUSHITANI名東店

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                      本日のお休み。

                      東京で開催されて大好評だったらしいこんな企画展が名古屋についにやってまいりましたので行ってきました!!

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                      名古屋市科学館の特別展示室にて開催されております。

                      東京でやっていた時のウワサは聞いていたんですよ。
                      「凄い」ってね。

                      しかし・・・

                      これはもう予想を遥かに超えていてぶっ飛びました!!

                      元々大の特撮ファンだった庵野監督監修の企画展で、昭和の少年たちの胸をときめかせた特撮映画に使用されたスーツやマスク、ミニチュアなどがところ狭しと展示されています。

                      「おお!轟天号懐かしいな・・・ファイナルウォーズに登場した時は泣いたよ」
                      「アイアンマスクだ!これって三枚目役が返信する斬新な設定だったよなぁ」

                      などといちいち頷きながら見て歩いたのですが、これはほんの序盤に過ぎませんでした。

                      案内板に従って次の展示室に進みますと・・・

                      おーーーー!ゴジラスーツ!!!!(VSデストロイヤVerってのがちょっとアレだけどw)

                      あーーーーーーー!平成ガメラスーツ’(しかも名作「レギオン来週Ver)])

                      いやー凄ぇ!凄ぇ!来てよかった!

                      ・・と感動しまくっていましたが、これも実は序盤に過ぎませんでしたww

                      その後には映画上映コーナーがあるのですが、なんと!企画:庵野秀明、監督:樋口真嗣による撮り下ろし短編「巨神兵東京に現る」とそのメイキング映像が上映されています。



                      これがもーーーー!痺れるんですよ。

                      このコンビの作品ってのも凄いんですけど、僕、実は巨神兵好きなんですよ・・・

                      そーっと告白しますけど、初めてナウシカ観た時、オウムの群れを一発で焼き払う巨神兵に痺れて「やれ!やっちまえ巨神兵!」と興奮したのです。

                      ご存じの通り、作中では巨神兵というのは「愚かな人類の象徴」ですから、それに痺れちゃうというのは宮崎監督の意図を理解してないことになるので長年後ろめたさを感じてたんですけどねー。

                      案外好きな人多いのねーフフフ。

                      今回この展示会で紹介されていたエピソードなんですけど、庵野さんってスタジオジブリに就職活動しに行った際に、人手不足からすぐその場で原画描かされてたそうで、その時の庵野さんの手による巨神兵のラフスケッチが展示されたりもしています。

                      そして何とも胸を打ったのがそのメイキング映像。

                      この「巨神兵東京に現る」は、最初っから「CGは一切使わない!」というコンセプトで制作され、昔から受け継がれたミニチュアによる特撮技法と、それをさらに創意工夫して発展させた技術のみで撮影されています。

                      もういい歳した男たちが、あーだこーだとアイデアを出し合い、持てる技を出し切り、そして撮り終えた画像を見ながら「凄ぇー!カッコイイ=!」と興奮している様がもうなんともいいですよねー。

                      「ああ・・本当にこの人たち特撮が好きなんだなぁ」と涙が出そうになりました。

                      多分彼らも子供の頃、映画館でゴジラやガメラや大魔神やサンダやガイラに夢中になったことでしょう!

                      それはまさに少年だった僕らと同じように。

                      そしてその心を今でも全く失っていないのでしょう。

                      そう、それはまさに今の僕たちと同じように。

                      そんなことにすっかり感動して、「あ〜本当に今日は来てよかった!」と思ったのですが、実はこれも序章に(以下ry)wwww


                      なんと言ってもこの展示会の目玉は、最後のスペースに転じされている巨大ジオラマです!!

                      ここだけは撮影可能でしたので、たっぷりと写真を撮ってまいりました。

                      ではゆっくりとご覧ください。

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                      もう「凄い!」って言葉とため息しか出てきません・・・

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                      人が横に立つとスケール感がよく分かりますね。

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                      もう大きなお友達でいっぱいですwwwwww

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                      あーホントに面白かった!!

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                      皆さんにアドバイスがあるとするならば、なるべく時間はたっぷりと取ってください。

                      僕、ちょっと甘く見て会場に2時半くらいに着いたんですよ。
                      で、展示会は5時閉館・・・

                      もう全っ然時間足りません!!

                      そんなわけで二回目も行くと思います。

                      会期は2015年の1月12日までやってますので、僕と同じようにかつての特撮映画に胸をトキめませていた方もそうでな方もぜひどうぞ!

                      これは「絶対に見るべき展示会」です。

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