2012年夏 東北〜道南の旅 その7:KUSHITANI名東店
さて、旅も5日目。
この日は北海道で初開催となるCBMが大滝の道の駅で行われますので、そこに向けての出発となるのですが、その前に昨晩泊まった素ン晴らしい温泉をご紹介いたしましょう。
え〜〜・・・北海道も広いですからどこに行っても名湯・秘湯があるものですが、どこの温泉に行っても温泉好きのオジサン達が口を揃えて絶賛していたのがここ「二股らじうむ温泉」なのです。
ウワサを聞いて前々から気にはなっておりましたが、場所が長万部から奥に入ったところで、道東や道北を中心に旅しているとどうにも行きにくい場所だったんですよね。
さぁ!そんな全国の温泉オジサン達を夢中にさせる二股らじうむ温泉や如何に!?
ドン!
なんと言ってもこの温泉を有名にしているのが、この温泉の中に含まれる石灰成分が長年に渡って溢れ出し、固まって形成された「湯の華ドーム」です。
なんでもこういう「石灰華ドーム」が形成されているのは、世界広しと言えどもアメリカのイエローストーンとこの二股温泉だけなんだとか。
このドームを見下ろす露天風呂です。
こんこんと溢れ出す源泉の石灰成分が、湯船のフチにもビッシリと付着して固まっています。
内湯大浴場です。
こちらのメインの大浴場と露天風呂は、温泉の成分が濁ることを嫌いシャンプーや石鹸の使用が禁止されています。
言ってみればこの大浴場と露天風呂は「ただ浸かるだけ」なんですけど、これが温度が温くてちょうど長湯するにはいい塩梅なのですな。
実際湯治に来ているオジサン達はもう平気で3〜4時間入っています。
上にもう一箇所内湯があって、こちらは石鹸の使用が可能です。
基本的に泉質は大浴場と同じです。
お湯の表面にはビッシリと湯の華が浮いています。
風呂から出た後に乾いた身体を見ると真っ白に湯の華が付着しています。
「石鹸の使用が可能」とは言っても洗い場はこの通りww
備え付けのシャンプーやソープなんてもちろんありません。
その上洗い湯も温泉と同じ湯の華たっぷり仕様ですので、身体はともかく髪の毛がしっかりサッパリ綺麗になるのか甚だ疑問ですwwww
しかしボクのような猫っ毛男には、髪の毛がゴワゴワとコシが出たような感じがいたしまして、これはこれでOKかな?と。
ご覧のように、じゃらんの口コミなどに「部屋に蛾が入ってきて残念でした」とかそういうことを書くような奥様なんかには全く不向きな温泉宿です。
当たり前のようにドライヤーなんかありませんしねw
基本的には湯治で長逗留する人のための宿です。ちなみに料理も「それなり」ですwwwww
でもね〜〜〜・・・・
ボク、こんなとこ大っ好きなんですよ。
こんなに長々とご紹介したのも、この宿がその後のボクの予定を変えさせてしまう程の魔力を(あくまでも僕にとっては・・・ってことですよww)持っていたからなのです。
それでは次回はいよいよCBMの模様をご紹介いたします!
- 2012.08.31 Friday
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- 23:55
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- by kushitanimeit