何年かに一回あるかどうかのことですが
、「気候」「天候」「景色」「走り応えのあるルート」「ほどよい距離感」「紅葉(とか桜とか)のタイミング」「観光としての面白さ」などなど、様々な要因を全てクリアした
「完璧なツーリング」というものを経験することがありますが、今回はまさにそんな感じの二日間でした。
まずは初日。パキンと晴れた青空の中朝6:30に自宅を出発します。
8:30に北陸道の賤ヶ岳SAに集合した後は、ひたすら高速走行です。
100kmごとに休憩し、淡々と距離を稼ぎます。
目的の黒部ICのちょい手前の有磯海SAに着いたのはお昼前くらいでした。
ここには何だか「恋人たちの聖地」みたいなところがあるらしい・・・と聞いて見に行ってみました。
海が見える高台にはこんな鐘が設置してあります。
そして隣のフェンスには、こんなメッセージカードがビッシリと結びつけてありました・・・
・・・・
あ〜あ〜・・・こんなこと書いちゃって・・・ねえ?
若さゆえの過ち・・・ってのが鈴なりです。
20年後に思い出したときに布団からガバっと飛び起きるくらい恥ずかしい思いをすること確実です。
いいかお前ら!オッサンのオレが断言してやるぜ!
どーせお前ら
5年後・・・いや2年後には8割が別れてるんだ!
せいぜい恥かしさに身悶えするといいさ!ハッハッハッハ!!!
新しい彼氏と来た時に、前の彼氏と書いたカードが残ってるのを発見して胃液が逆流するような酸っぱい思いをするといいのさっ!!
・・・ギギギ・・・若い奴らが妬ましいぜ・・・ギギギ
と、そんなルサンチマンを全開にしているうちに腹が減ってきましたので、ICを降りて生地温泉方面へと向かいます。
お昼ご飯はそこの食堂で海鮮丼を頂きます。
食べ物を美味しそうに写真に撮るというのは難しいものですナ。
食堂のお隣には、この辺で水揚げされたらしい魚を売っていたのですが、名前も調理法もよく分からないものがたくさん並んでいました。
さて、お昼ご飯も終わり、またもと来た道を戻ります。
本日の宿泊地の宇奈月温泉はもう目と鼻の先です。
さあ!宿に荷物を置いたら今回の旅の目的のひとつ、トロッコ列車へと乗り込みます!
元々は黒部渓谷のダム建設資材などを運ぶためのトロッコが観光化されたものですが、平日の昼にも関わらず人でいっぱいです。
出発するとすぐにこんな景色が目に飛び込んできました。
深い渓谷に沿うようにトロッコがガタゴトと進んでいきます。
宇奈月温泉から20分ほどで、目的地である黒薙駅に到着です。
ホームからの出口が分からずにウロウロしていたら、何と電車が出発した後に線路を渡って山肌を登っていかなくてはならないようです。
さあ、ここから目的の黒薙温泉までは600メートル15分ほどのトレッキングです。
山道を歩いて・・
歩いて歩いて・・・
さらに歩いて・・・
さらに歩いて歩くと・・・
ようやく「秘湯・黒薙温泉」へと到着です!
宿はこんな雰囲気のある一軒宿です。
宿の若奥さん?としばし談笑。
で、ここからまた200〜300メートルほど歩きますと・・・
ジャン!!
ここの名物大露天風呂に到着で〜〜っす!
ここで山歩きの汗を流します。
・・・・で・・・・
開放感でいっぱいの露天風呂を堪能しましたら・・・
当然のようにもと来た道を戻らなくてはなりません・・・
は〜い、ではまた山道を歩いて〜
通過する列車を眺めたりして・・・
また歩いて・・・
トロッコの駅まで戻りました。
帰りのトロッコに乗り込むともう空は夕暮れどきで、吹きっさらしの車内は寒いくらいでした。
宿は宇奈月駅の目の前で、駅からプラプラ歩いて戻ります。
ホテルの窓からは駅舎が見えます。なんかロマンティックですよね。
さて、今晩のご飯はホテルの中でなく外で頂きます。
ホテルから車で10分ほどの距離にあります宇奈月麦酒館という地酒レストランから送迎バスがホテルまで来てくれますのでそれに乗ってでかけました。
そこのオリジナルブランドのビールを飲んで・・・
食べて・・・
また飲んで・・
食べて・・・
また飲んで・・・
食べているうちに・・・・
1時間後には「座りながら食事中に寝る男」の完成です・・・
そんなこんなで充実の一日目は終了いたしました。
翌日もまた素晴らしい一日となったのですが、そのお話はまた次に!