ツーリングブログでもレポしましたが、あちらは携帯から更新しておりますのであらためましてデジカメ画像を交えつつあらためてレポートいたします!
まず出発は18日(月)だったのですが、この日PM7:05に大阪南港発の大分行きフェリーに乗ろうと思うと、どんなに遅くとも名古屋を3時前には出発したいところです。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、この日はPM2:00にてクローズ。
2時20分名東店出発です。
東名阪〜新名神〜名神〜豊中から阪神高速・・と繋いで大阪まで向かいましたが、久しぶりの阪神高速はとても殺伐としていて緊張を強いられました・・・
予定通り5時40分くらいに大阪南港着です。
これが今晩乗船するさんふらわあ号です。
ここでそれぞれのメンバーと合流し、フェリーに乗り込みます。
予約の一切合財をお願いしておりました京都店の三原店長が、若干時間ギリギリ気味で滑り込み・・・
事情を聞くとこのツーリングのために新調した「自分用カントリージーンズライド」の裾上げのために時間が押してしまったのだとか・・・ちなみにこの革ジャンもこのツーリングのために新調したそうです。
フェリーに乗り込んでしまえば、あとはサッサと風呂に入って「宴会第一回目」の開始です。
これがフェリー旅の魅力ですネ。
レストランの営業時間ギリギリまで粘り、その後はロビーにて酒宴は続きます・・・
しかし虚弱な僕はもうこの辺でダウン・・・
ベッドルームにお先に失礼します。
本日の寝床はこんな感じです。
それではこの日はこれにて〜〜
さて、開けて二日目。19日(火)です。
フェリーは予定通り朝6:50に別府港に入港します。
あ、何か軍艦っぽい船を発見。
下船の準備をしていたら。綺麗なクロスバイクと可愛い女の子が待機していました。
なんだよ!なんでオレが自転車旅の時はこんな可愛い女の子に会わないんだよ!?
こっちも自転車なら自然に声かけられるのに・・・
と思っていたら凄くナチュラルに三原店長が話しかけて談笑しているので、僕も便乗。
むむ・・・京都店の女性客の多さの秘密をちょっと垣間見たような気がしつつ、九州に上陸です!!
港には既に、クシタニ北九州店店長にして今回のツーリングのガイド役を買って出てくださった中武店長が出迎いに来てくれていました!
この中武店長は、僕なんかよりも遥かにベテランの大・大・大先輩に当たられるお方ですが、ご覧のようにミック・ジャガーばりのカッコイイ外観に、九州男児らしく豪傑で面倒見のよい男気のある店長さんでして、僕が尊敬してやまないクシタニ店長のお一人なのです。
それにしてもメチャクチャ革ジャンが似合っておりますなぁ。
そのうえバイクの腕も相当なもので、こんなバイク乗りになるためには相当修行が必要なんじゃないかと・・・
夏の全国会議以来の再会を喜び合い、まずは気になっていた入港中の自衛隊艦船を見に行ってみます。
これは海上自衛隊の「くらま」という護衛艦だそうで、中に入って見学できるとのことです。
しかし時間が9時からでしたので、見学はまたの機会に譲りまして出発することとします。
まず中武店長が向かってくれたのが、別府の町を見下ろせる展望台です。
ちょうど朝日がキラキラと反射していいタイミングでこの景色を見られました。
さて、由布岳を右手に見ながらまずは湯布院へと向かいます。
湯布院の金鱗湖の畔にあります、洒落たカフェでまずは朝ごはんをいただきましょう。
む〜〜〜!朝からゴージャスなり。
普段朝ごはんってもっと簡単ですからね〜。
でも早起きしてバイク乗るとやたらと腹が減りますから、このくらいはペロリと食べてしまえます。
腹ごしらえが済んだら、まずは近年の九州の観光名所である「九重夢大吊橋」へと向かいます。
他のメンバーは昨年渡っていますので、今回は僕だけ入場料を払って渡ってきました。
確かここって、完成時に紀伊半島の「谷瀬の吊橋」を抜いて「日本で一番高い吊橋」になったんでしたよね?
何かでそんな記事を読んだ記憶があります。
高さも凄いんですが、橋の上からは深い渓谷と流れ落ちる滝が何本も見えて壮観でした!
入場料¥500かかりますが、九州へ初めて訪れるのでしたらぜひ寄ってみてください。
さぁさぁ!吊橋の後は中武店長のエスコートに従い阿蘇へと向かいましょう!!
個人的にも20年前に一度来たことがあるのですが、その時は通り一遍「やまなみハイウエイ」を走っただけでした(あの頃は全線有料で泣けました・・)。
今回は「阿蘇の番人」が先導ですので、もう後から地図見てもどこ走ったんだか分からないような「地元スペシャル」ルートにて堪能します!!
言葉での説明の必要はございますまい。
これが阿蘇です。
「これどの辺?」とか聞かないでください(笑)。ジェンジェン分かりません・・・
気持ちの良い場所は歩いて散策します。
で、お約束。ヤッホ〜〜イイ!!
三原店長にも無理やりやってもらってジャ〜〜ンプ!!
50代とは思えない跳躍力・・・
歩けばお腹が減るのが道理です。
森の中にポツンとあるレストランへと向かいます。
ここが本当にクネクネした細い山道の奥にポツンとあるお店なのですが、やっぱり美味しいお店はどんな場所にあっても評判になるんでしょう・・
平日にも関わらずお客さんで一杯でした。
一見シンプルですが、とても丁寧に作ったのが見て取れる料理を楽しみました。
このお店の守衛。
年がら年中困った顔なんでしょうか?この表情タマラナス。
グリグリするぞーグリグリ
お昼ごはんの後も、阿蘇の山道に次ぐ山道。
ワインディングに次ぐワインディングを堪能します。
次から次へと現れる中・高速コーナーと、北海道や本州とも異なる風景にお腹イッパイのコースです。
さ〜本日の部はこの辺で終了です。
日も暮れかかってきましたので本日のお宿へと向かいましょう!
ここも中武店長が手配してくれた宿でして、阿蘇周辺の温泉宿の中でも非常に有名な温泉宿です。
僕も以前から「いつかは泊まりたい!」と切望していた地獄温泉清風荘です。
イヤ〜〜〜ン!超オレ好み〜〜〜!
ここの宿の売りは何と言ってもコレ!↓
混浴の露天風呂「すずめの湯」です。
イヤ〜〜〜ン♪最高だわ〜〜〜ん♪♪
食事がまた・・・
猪や鴨や地鶏などの肉に加え、まだピクピク動いている魚や地元で採れた野菜類を炭火で焼いて頂きます。
これでビールがすすまないわけありませんね。
猪も鴨も全くクセがなく美味しかったです。
昼間は思いっきり走って、露天風呂で汗流して、美味しい食事でビール飲みながら今日のルートのことやバイク談義して、ライダーとしてこれ以上望むことなんかありゃしません。
気持ちよくお酒が回ったらあとはグッスリと眠るだけです。
そんじゃお休みなさ〜〜いい!っと。
〜〜就寝中〜〜
さて翌朝・・・
お天気はまずまずです。
午後からは崩れるような予報ですが、今のところ薄日が差しています。
さ〜〜では張り切って出発しましょーっか!!
・・・と・・その前に・・・
ちょっと寄るところっつーか・・・やることがございまして・・
え〜〜・・実は昨日
阿蘇の山中の何処かで携帯落としちゃったんですよ・・
草千里まで持っていたことは確かです。
あそこでブログ用の写真を撮ったので間違いありません。
で、宿についてみたら無かったと・・・
すると考えられる場所は一箇所しかありません。
あそこだ。
あの立ち○便した大草原・・誘惑に抗し切れなかったあの大平原・・・
ってことは例え見つかったとしtも小○まみれってことかよ。それイヤ過ぎる。
でも携帯無くしちゃうのってやっぱり不便極まりありません。
翌朝皆様にお付き合いいただいて、例の現場に戻ってブーツの先で草を分けていくと・・
あっった〜〜〜!!オレの携帯が〜〜!!
15時間ぶりの再会にむせび泣きます。
ゴメンね。これからはもっと大事にするよ。
さあ、携帯も見つかってホッと一安心したところで、一同のオススメ、阿蘇の秘湯「赤川温泉」へと向かいます。
ここは山奥にある一軒宿で、「知る人ぞ知る」っていう雰囲気バツグンの温泉宿です。
(京都店スタッフSさんの大のお気に入りだそうです)
ここでもワンコのお出迎え。
九州人は犬好きなんでしょうか?西郷さんも犬連れてるし。
温泉もこの通り!
雰囲気バッチリです。
露天風呂です。
風呂のあとは飯ですな。なんか欲望のまんまですな。
もちろんここまでも、そしてこれからの道中もワインディング三昧の「中武塾」を受講しながらの走行です。
この二日間本当に「ワイディングをひたすら走る」「温泉入る」「美味しいもの食べる」「夜はとことん飲む」これ以外のことを一切していません。
今日のランチは佐賀関で関サバ・関アジを頂きます。
ドドーン
海鮮丼もドドーン!
ああ、昨日の山の幸もこの海の幸も美味いよ。九州最高だ!
さ〜昼飯食べたらそろそろ帰りの段取りです。
大分市街地が思いの他混雑したため、昼食を頂いたのが午後2時ごろでした。
フェリーの時間まではまだ余裕があるのですが、若干天気が怪しくなってまいりましたので早々に港へと向かうこととします。
佐賀関から海沿いに半島をグルリと回り、臼杵から高速に乗って長崎市街へ。
ここで本当〜にお世話になった中武店長とはお別れです。
本当にありがとうございます。今度は名古屋にも来てくださいね〜!
(とは言っても以前富士のイベントの時に北九州から日帰りした中武店長にしてみたら名古屋なんかまだまだ「近場」なんでしょうが・・・)
大分ICで高速を降りて海辺へと向かうと港に我々の乗るフェリーが入港していました。
時間はまだちょっと早かったのですが、乗船手続きしたりお土産を買ったりしているうちに適当にいい時間になりました。
あとはまたお酒飲んでご飯食べて楽しくバイク談義して寝るだけです。
こうして九州ツーリングは終わりを告げようとしているわけですが、気持ちは早くも次の計画に飛んでおりまして、フェリー内の航路図を見ながら、「そっかー!行きか帰りに鹿児島を経由するという手もあるよなー」などなど夢を膨らませました。
本日の寝床はこんな感じです。
往きとは航路も船も違いますので、ちょっと様子が違いますね。
奥に車座になれるスペースがありますので、レストランの閉店後もここで酒宴が延々と続いたことは言うまでもありません。
私ゃ10時にリタイヤしてしまいましたが、最後は何時まで飲んでたんでしょうね??
グッスリと寝て、船内アナウンスで目を覚ますともう船は神戸港の湾内を航行中でした。
うん。曇ってはいるけど雨は何とかもちそうです。
定刻通り、神戸港に6:20に到着すれば、それぞれ皆自分の住む町へと帰って行きます。
そして仕事場へと直行でしょう。
ちょっとしんどいと言えばしんどいのですが、このしんどさがいいんですね。
「あーなんかちっと無理して遊んじゃったなー」みたいなこの感じですね。
「せっかく九州まで行って一泊??もったいなくない??」というご意見もあるでしょう。
しかし現地で意見が一致したのですが「これってさぁ・・日帰りでも楽しめるよね。朝大分に着いて、阿蘇を走り回ってまたその晩のフェリーで帰る・・みたいな?」なんてことも「アリ」と思わせるのが九州の魅力ですね。
最後の名古屋までの200kmを走りながら、(非常に月並みな感想ですが)
「あぁ・・・オートバイってやっぱり面白いなぁ」ってことをシミジミと考えていました。
西宮の小林店長が飲みながらシミジミとこんなことを言ってるのを聞いて僕はとても感銘を受けたのです。
「オートバイは余計なこと(仕事のこととか家庭のこととかその他うまくいってない諸々のこと等)を考えんからいいよなぁ。目の前のコーナーをどうやって曲がるか?ってことで頭が一杯になるもんなぁ」
多分ご本人は酔っ払っていて憶えていらっしゃらないと思いますが(笑)。
こんなに楽しい趣味を同じ仲間と楽しみ続けられることと、それが自分の仕事のネタになっている幸福にあらためまして感謝です。
それでは皆様長文読破お疲れ様でした。
でもお店でこの話を僕に振ると、もっと長くなりますのでご注意くださいね!!