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2014.09.04 Thursday
2014年夏 北海道サイクリング エピローグ:KUSHITANI名東店
今回の旅は、最後の最後まで本当にプランニングに悩みました。

行き先が北海道・・・ということはもう早々に決めていたのですが、問題は移動手段です。

ご存じのように、昨年の北海道ツーリングの手段は自転車でした。

実は2010年に東北を一週間ほど自転車旅した時に、これがもう思いのほか楽しくすっかり虜になってしまったのですが、その時には「さすがに商売柄毎年自転車はマズいだろう・・そうだな・・5年・・いや3年に一回くらい自転車旅にしよう」と、なんとなく「俺ルール」を制定したのでした。

そこでその2010年から3年後の昨年に、満を持して自転車で出かけたのですね。

したがいまして今年はバイク旅を前提にあれこれ計画を練っておりました。

イメージとしましては毎年北海道へ出かけているような印象を持たれているかもしれませんが、実はオーソドックスな北海道バイクツーリングは2009年が最後で、もう5年ほどご無沙汰です。(2012年は東北から道南に入るという変則パターンでした)

そしてバイクで7回ほど北海道へは行ってはいますけど、もちろんまだ見ていないところや、行ったけど天気が悪かった・・・というような「宿題」はいくらでも残っています。

そこで北海道の地図を前にあれこれ考えていたのですが、なんとなく「今年はコレ!」みたいなテーマが見つけられない時に、僕の頭の中に封印していた箱がパカンと開いて僕に囁きます。

「一応ただのプランとして・・だよ、あくまで。プランとしてだけどさぁ。今年も自転車ってのはどうだい?去年は道東だったじゃん?だったらさぁ、今年は宗谷岬目指して北上なんて素敵じゃないかな?まぁあくまでもプランだよプラン」

途端にドキドキしました。心拍数が上がるのが自分でも分かります。

自分で自分に「いやいやいや!2年連続で自転車は無いわぁ」と否定しながら、喉がヒリヒリと乾いてきました。

自転車で最北端か・・・


30分後にはルートラボで大まかな計画が練りあげられました。

留萌までは輪行。
一泊目:遠別。二泊目:稚内。三泊目:クッチャロ湖。四泊目:美深。五泊目:旭川近辺。
六日目は美瑛、富良野を経由して富良野から輪行→苫小牧へ。

完璧な計画です。

冒頭に「プランニングに悩んだ」とか書いてますけど、本当はもう5月くらいにはこのプランは出来上がっており、僕はほとんどその計画に心奪われていました。

あとはもう色々なことを自分がどこまで割り切れるかどうか?だけに掛かっています。

毎年の夏のロングツーリングは、もちろん自分が楽しむために行っているわけですが、やはり「お客さんの背中を押したい」という気持ちも少なからずあります。

 「休みを目一杯自分の旅のために費やす楽しみ」

 「ショップなどが企画した、誰かにお膳立てされたツーリングやイベントなどではなく、あくまでも自分の心のままに行きたいところに行くツーリングの楽しみ」

それをぜひとも大勢のバイク乗りに知ってもらいたい。

こういうことって、案外僕らバイクに関わる業界の人間が一番ユーザーに提供出来ていない部分だと僕は考えています。

それを自ら実行して、それを見た人が「なんか楽しそうだな」「オレも行ってみようかな?」と、そんな風に思ってくれたらこんな幸せはありませんし、そのためだったらお店を一週間以上閉めても許されるだろうというある種の「営業的計算」もあるわけです。

しかし自転車となると完全に個人的な旅です。

もしかしたら「自転車旅をしてみたい」という人が増えるかもしれませんが、それは僕の仕事にはなんのプラスにもなりません(笑)
(むしろマイナスですよねw)

「個人的な休みなんだし、自分の好きなようにすればいいじゃん」という囁きと「『バイクに乗って旅に出ようぜ!』なんて偉そうに散々人を煽っておいて自分は自転車かよ!?」みたいな妄想上の他人の囁きとの間で葛藤しました。

バカみたいな話ですが、この葛藤はけっこう苦しみを伴ってすらいました。

いつもは指折り数えて待つ8月がやけに早くやってきて、まだ心を決めきれない僕を焦らせました。


しかし今年で僕は50歳になります。

もう「本当にやりたいこと」を我慢するほどに残りの人生が無制限に残っているわけではありません。

やっぱり「よりドキドキする方」に従うことにしました。

よし!今年も自転車で行くぞ!!と決めてフェリーを予約したのは、実に出発の一週間前でした。

まぁなんだかんだ悩みつつも、自転車は一か月前にはオーバーホールを終えていましたし、食糧・燃料の準備も怠りなく進めていましたし、前述したように計画はもうとっくの昔に出来上がっています。

ただ単に自分で決めたことを人に言い出す自信がなかっただけなんですね。

一度決めてしまえばもう心はブレません。
数日後に迫った出発の日を身悶えするような思いで待ちました。

そして結果は素晴らしい旅になりました。

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何より思いのほかお天気に恵まれたことが今回の旅を素晴らしいものにしました。

計画段階で「ちょっとムチャかなぁ?」と思っていたところも、問題なくスムーズに予定をこなすことが出来ました。

もちろん悪天候やアクシデントも旅のひとつのエッセンスですから、それが旅の優劣を決定付けるわけではありませんが、やはりお天気が良くてアクシデントもない方がより心にゆとりを持って旅が楽しめることは間違いありません。

 快晴のオロロンラインやエサヌカ線。
 自分の足で辿り着く最北端。
 夕暮れの中超えた美幌峠、そこからの屈斜路湖の夕景。
 息を切らせた末に眼下に見た裏摩周。
 心行くまでリラックスした馴染みの温泉宿。

どれもこれも思い出しただけで陶然としてしまうような至福の時間でした。

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そして何よりも、行く先々で出会った若い旅人に大いに刺激を受けました。

今回は自転車だけに、触れ合うのもチャリダーや徒歩ダーが中心でした。

彼らは例外なく若者で、そして例外なく心の底から旅を楽しんでいました。

若い彼らは、装備面や情報収集面では時として見ているこちらが不安になることも少なくありません。

しかしそんなことが彼らの旅にとって全くネガティブな要素になっていなことに僕は嫉妬にも似た眩さを感じました。

それはもう僕がどう逆立ちしたって取り戻せない地平のものですし、かつて自分もそういう輝きを放っていたのかどうかすら今となっては定かではなくなってしまっています。

ありきたりな言葉で言えば、それこそが青春というものの正体なのでしょうけど、それは確実に若者だけに許された特権です。

そして何よりも、彼らは間違いなく「自分の旅」をしていました。

自分で計画し、自分で実行し、上手くいったりいかなかったりすることも全て自分で受け止める旅。

それは誰かがお膳立てしたイベントにただ参加するだけのものや、集合時間に集合場所に行けば誰かが全て段取りしてくれるような「旅」とは明確に一線を引いたものです。

時には寒さに震えることもあるでしょう。
大事な装備をズブ濡れにして途方に暮れることもあるでしょう。
自分の計画の甘さに慄然とすることもあるかもしれません。

しかしそのどれもこれもが、彼らの中で宝石のような輝きを放つ経験になることは間違いありませんし、その輝きが時を経るごとに増していくこともまた疑いありません。

そんな一端に触れることが出来たのは、僕にとってかけがえのない喜びでもありました。

出会った数多くの旅人のそのほとんどが、今もまだ旅の空の下にいることと思います。

彼らの旅が幸多からんことを心から願わずにはおれません。

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片岡義男氏が言うように、夏という季節が「ある心の状態」を指すのだとすれば、僕は未だその中に居るのかもしれません。

それほど2014年の夏の経験は僕にとって吸引力のある一週間でした。

しかし現実は、いつまでもその中で呆けていられるほど甘くはありません。

僕はまた2015年の夏に向けてカウントダウンを開始する日々に突入します。

最後にひとつ願いがあるとするならば、皆さんにとっても今年の夏が「忘れえぬ特別な夏」であったことです。

この後過ごす350日間がどんなに無味乾燥なものであろうと、「特別な夏」がある限り、僕らの日常もまた輝きを放つに違いありません。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 19:49 | - | - | pookmark |
2014.09.04 Thursday
2014年夏 北海道サイクリング その9:KUSHITANI名東店
さて、帰りのフェリーはほとんど寝てるだけなんでそんなに書くことはありません。

風呂に入ってサッポロクラッシック飲んだら瞬時に意識を失います。

で、目が覚めたらもう10時過ぎ・・・
で、既に腹が減ったので朝ご飯です。

どん兵衛にオニギリにビッグコミック!

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フェリー内ライフの黄金トリオです。

そして相変わらずビンゴ大会はカスリもしませんwww

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またひと眠り、ふた眠りしてDVDタイム。

復路で観たのはコレ。

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普段ハリウッド映画はほとんど観ないのですが、久しぶりに観てその相変わらず振りに感動すらしました。

仲間はみんな死んでも、主人公親子が生き残ればそれでオールOK!!
ハッピーエンドだ!!wwww

ま〜フェリーの中でボンヤリ観るにはピッタリかも。
ウイル・スミスいい役者なんだからもうちょっと作品選ぼうなw


さて、往路と同様復路も夕陽はイマイチ・・・

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道中の天気が良かったのでこれはしょーがないかしら?
帰りのフェリーはほとんど寝てますので、なんだかあっという間に敦賀に到着です。

帰りのフェリーで唯一一緒だったチャリダー君。

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彼は敦賀駅からまた輪行で、電車が敦賀発9:10とのことであまり余裕がなさそうでしたので、係の人に頼んで自転車は一番先に降ろしておもらいました。

そのおかげで僕も真っ先に下船できました。

ありがとう!係の人!!

さて、レポートの冒頭に書きましたように僕はここに車を置きっぱなしでしたのでそれに自転車を乗っけて帰宅します。

とりあえずボコられてなくてよかったww

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こんな感じに自転車を乗せて、後は一路名古屋まで。

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これで今年の僕の夏旅は終わりです。

本当に楽しい楽しい一週間でした!

まとめはまた「エピローグ」にて!

| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 15:22 | - | - | pookmark |
2014.09.04 Thursday
2014年夏 北海道サイクリング その8:KUSHITANI名東店
この日はもうただひたすら輪行による電車移動です。

8時過ぎの川湯温泉発の汽車に乗るために朝7時ごろに宿を出発します。

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なんだかんだと後半三日間はここに連泊してしまいました。

道道へ向かう道を登りつつ振り返ると女将さんが手を振って見送ってくれていました。

また来ますのでその時はよろしくお願いしまーっす!


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さようなら〜さようなら〜〜〜

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昨日の雨がまだ路面を濡らしていますが、この日も気持ちのいい青空です。

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そうそう。
この道はこんな名前なんだよな。

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クッシーを知ってるのって、40代以上の人に限られるんでしょうかね?

昨晩女将さんに「結局クッシーってなんだったんですか?」と聞くと、女将さん、すーっと目をそらしながら「いやまぁ・・観光協会がねぇ・・・」と酷く歯切れの悪い答えが返ってきましたwwwwww

いやもうそれ以上は聞きますまいwwww

しかしこの日は昨日より気温がグッと下がっていて、ウンドブレーカー無しには走れません。

川湯辺りで15℃ほど。
北海道もいよいよ秋の始まりでしょうか??

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さぁ30分も走らないうちに川湯温泉に着。

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これで本当にサイクリングは終了!

汽車に乗っけてますは釧路へ。

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釧路まではこんな可愛らしい一両編成の気動車に乗っていきます。

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鉄ヲタの友人にSNSでこの画像見せたら速攻で「キハ54 500番台。国鉄末期の最高に貧乏な時代に作られた安っぽさ満点のディーゼルカーだわね」という返答が返ってきました。

なんだ・・そんなに特別なものでもなんでもないんだ・・・

でも窓が二重で小さ目になってるところなどが寒冷地仕様だったりするそうです。

釧路に着いたら、まずここから先は不要なキャンプ用品やサイクリングシューズ、ヘルメットなどを返送してしまいます。

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ふー。これでかなり身軽になった!

釧路からはバビューンと特急スーパーかむいに乗って移動です。

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車窓から見る北海道最後の青空。
今日もいい天気だね!

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昨年はこの電車が大雨で遅れて、その後もダイヤが大幅に乱れに乱れ、最後「本当に今晩のフェリーの乗れるのか!?」というハプニングもあったわけですが、(その模様はコチラをドウゾ)、今年は至極順調です。

札幌でお土産を買ったり・・・といった所用を済ませまして、

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苫小牧から静内行き日高線最終に乗り、新日本海フェリー苫小牧東港最寄の浜厚真駅にて下車。

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この真っ暗な無人駅で自転車組み立てるのが最後のミッション。

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無事10時過ぎにはフェリーターミナルに到着しました。

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さぁ!ここからはひたすら20時間の惰眠を貪るのみ!

鉄道がちゃんとダイヤ通りに動くことのありがたさを痛感した一日でありました!

さ〜フェリー乗ってビール飲むぞ〜〜!!

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あ・・・一点だけすすきのラフィラの六花亭が閉店してるのだけが誤算でした〜〜。


| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 13:37 | - | - | pookmark |
2014.09.02 Tuesday
2014年夏 北海道サイクリング その7:KUSHITANI名東店
いよいよサイクリング最終日です。

ここまでは毎日毎日天気にも恵まれ、素晴らしいサイクリングを楽しんできましたが、最後の最後に僕はちょっとばかしやり残したことがあったのです。

それはズバリ!「温泉宿で一日中ゴロゴロしていること」なのです。

よくですねぇ・・
ツーリングで温泉宿なんかに泊まって、朝ご飯食べた後ににわかに眠くなって、また布団でウツラウツラしちゃってる時なんかに、「あぁ・・・このままこの宿から一歩も動かずに、温泉に入ったりうたた寝したり読書したりしながら過ごせたらどんなに幸せだろう?」とか思うことがあるわけですが(ありませんか?)、いくらなんでも北海道まで行って、天気もいいのにゴロゴロしてたらさすがに「オレは何をやってるんだ?」的な罪悪感が拭い切れません。

その辺はマジメなんですよ僕。

しかしこの日は朝から雨模様。

しかも昨日までガッツリと走りこんでます、

こんな風に天気が悪くちゃしかたがありません。
誰に憚ることなくウダウダゴロゴロ出来ます!!

よーーっし!今日は一歩も動かないことに決定!!

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さすがに滞在三日目ともなり、完全に自室化する室内ww

朝ご飯をたっぷりと頂いたらすかさず二度寝です。

文庫本を数ページ捲ったところでスーッと寝てしまいました。

10時ごろに日帰り入浴のお客さんが来られた声で目が覚たついでに、女将さんに「今日は一日ゴロゴロさせてもらいますわ」と告げると、もう三日も滞在して懇意になった女将さん、「別に全然かまわないけど、お昼ご飯はどっかで食べてきてね。それに私、一回家に帰って用事を済ませたいからその間は外に出ててくれないかしら?」とのこと。

ふむふむ。了解です。

なにしろこの二日間は泊り客は僕だけです。

僕のためだけに、色々な用事の手を止めさせてしまうわけにはいきません。

そんじゃ11時から2時くらいまで出かけてきまーっす・・と女将さんと時間を合わせて空荷の自転車でぷら〜っと出かけます。

1〜2時間で行けるところに屈斜路湖の展望台があるし、そこでも出かけようかな〜?と思っていたら川湯温泉にまでたどり着かないうちに降り出す雨・・・・

こんな雨の中で展望台に行ったって何も見えません。
そんなわけで簡単に川湯温泉の日帰り入浴出来そうなホテルに避難。

そこで温泉に入って、休憩室で寝転がって読書タイムです。

川湯温泉は、僕の泊まっている仁伏温泉から数キロしか離れていないにも関わらず、泉質が全く違って、硫黄臭の強いちょっと刺激のあるお湯でした。

そうこうするうちに腹が減ってきました。
うむ。さっき朝飯食べてからほとんど寝てるだけだったのに腹が減るとどういうことだろう?

川湯温泉は道東の中ではそれなりの観光地なので、食事するところくらいあるだろう・・・と再びプラプラしますが、どーもここの温泉街というのは、昼間は妙にうらぶれた雰囲気です。

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地元の人に聞くと、ここは夜の方が賑やかなんだとか。

ようやく見つけた、喫茶店とレストランの中間くらいのお店に入りますと、うらぶれた街の割にはそこしか食事をするところがないためか結構お客さんがいっぱいで混雑しています。

どうやらマスター一人で切り盛りしているらしく、表に「只今食事の提供までお時間をいただいております」と張り紙がしてあります。

ま〜今日は別に急ぐ用事は全くないので、マスターにも「時間かかっても全然かまいませんよ」と告げ、店内に置いてあるビッグコミックスピリッツのバックナンバーを遡ってじっくり読んで待ちます。

結局それほど待つこともなく出てきた摩周豚のカレー(美味しかった!)などをハムハム食べていたらそれなりにいい時間になってきました。

外は相変わらず細かい雨がそぼ降っています。

「そろそろいっかな?」と宿に戻ると、ちょうど女将さんも帰ってきたところでした。

さぁ、そこからは待望のダラダラタイムです。

持ってきた文庫本がそろそろ読み終わっちゃいそうでしたので(薬丸岳著「逃走」面白かったよ)、宿に置いてあった漫画本を部屋に持ち込みます。

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ちなみに僕は、ギャンブル全般やりませんし、ほぼ関心もないのですが、どうもこの「ギャンブル漫画」というヤツが好きなんですね。

当然パチンコもパチスロもルールが分かりませんので、こういうシーンで、一体主人公が何に一喜一憂してるのかもさっぱり分かりませんwwww

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ルールは分からないものの、なんとなくハラハラドキドキ感だけは伝わってきて案外面白く読みました。

この本、その道の人には有名らしく、600万以上の借金を抱えた主人公のサラリーマンが、健康ランドや車中泊をしながら全国各地のパチスロを打つ旅に出かけ、その稼ぎで謝金を返済するという物語で、実話がベースになっているみたいです。

何よりも、北海道から沖縄まで日本全国を旅しながら、この主人公がどの土地でもパチスロ以外のことには全く関心を示さない純粋さが感動的ですらありました。

これはなんとなく我々ライダーにも共通点を感じますね。 

 「日本全国どこに行ってもワインディングにしか関心を示さない人」
 「日本全国どこに行ってもその土地の食べ物にしか興味を示さない人」
 「日本全国どこに行っても温泉にしか関心を示さない人」

人が旅をする理由は様々です。

まぁたいていの人は、それぞれをバランスよく楽しむんでしょうけど、それでも各々楽しみ方には偏りがあると思います。

この主人公は借金返済という目的はあるにせよ、日本各地のパチスロ屋に行ってはそこで遊ぶことが心底楽しそうで「こんな旅もあるよなぁ」とか思いながら読み進めました。

とは言っても、10ページ読んでは30分ウツラウツラし、20ページ読んでは1時間熟睡し・・みたいな繰り返しです。

その間、日帰り入浴や宿泊のお客さんは全くおらず、宿はシーン・・・と静まり返っています。

昨年もちょっとご紹介いたしましたが、この宿は、元々が林野庁かなんかの保養所だったものが民間に払い下げられたものらしく、その佇まいは非常にナチュラルな「昭和レトロ」です。

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お風呂はこんな風な玉砂利を敷き詰めた内湯のみ。



脱衣所やお風呂も目の前に屈斜路湖が広がっています。

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ほとんど時が止まったような空間で、普段は読まないようなマイナーな漫画を読んではうたた寝を繰り返す・・・

なんという贅沢な時間でしょう。

何度目かの昼寝から目を覚ますと辺りはすっかり暗くなっており、女将さんが「そろそろ晩御飯どうぞ」と声をかけてくれます。

うーむ。こんな暮らしでもちゃんと腹は減るね。不思議なことだw


さて、ここまでのレポートではいわゆる「北海道グルメ」っぽい画像が一切ありませんでした。

実際そういう「土地の名物の美味しいもの」は全然食べてませんしねぇ。
自転車は腹が減るんで、実用的な選択として「うに丼よりもカツ丼」なわけですよ。

しかし今晩のメニューでようやく「北海道らしい食べ物」をご紹介できます!

ジャン!

ジンギスカンに・・・

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毛ガニです。

DSC04253.jpg

どちらも美味しかったですよ。

はい。グルメレポートおしまいですwww


他にお客さんもいないので、食事の後女将さんとビールを飲みながらゆっくりお話しをしました。

そうそう。

昨年の画像なんですけど、ここの女将さんはこんなサッパリした感じの和美人さんです。
(今年は頑なに写真拒否られましたwwww)

DSC00592.jpg

僕がここの宿に惹かれる理由は、この宿の雰囲気も然ることながら、この女将さんの人柄・・というか雰囲気もあるんですよね。

実は僕、いわゆる「旅館の女将さん」というのが大変苦手でねぇ・・・

ほら。よくあるじゃないですか。

食事なんかしてると、横から「これは〇〇風××でございます」と女将さんが丁寧に説明してくれたりするシーンが。

そーすっとですね。
ウチの死んだ親父なんか田舎者なもんで、嬉しそうに「この食材はこの辺の名物でこうして食べると美味しいんだよね」みたいな薀蓄を垂れるわけですよ。
すると女将がですよ。
もうここぞとばかりに「あ〜ら〜藤森さんよ〜くご存じですね〜」とか大げさに持ち上げたりするじゃないですか。

そうすると端から見ても親父の鼻がグングン伸びてるのが分かるんですよ。

そういうのを見てるとですね。「あ〜あ〜」とつくづく残念な気持ちになっちゃうんですよボク。(僕が女性がいる飲み屋さんが苦手なのはそういう空気が苦手だからんだんですね)

そこへいくとここの女将さん、そういうわざとらしい雰囲気とは対極にあります。

昨年泊まった時に、晩御飯のお刺身が美味しかったので日本酒を追加で頼んだら、「お客さんよく飲むね・・なんか嫌なことでもあったの?」とか聞いてくるド天然さんですwwww

旅先で酒が進んだら普通は楽しい時なんじゃないかとwwww

そんなところが僕の波長に妙に合うのでしょう。

この日も色々な話をしました。

北海道のことはもちろん、女将さんのここの旅館で働くまでの個人史や、映画のこと、本のこと(女将さんもかなりの本好き)などなど話題は多岐にわたりました。

6時から食事が始まって気がつくと9時半・・・

3時間半も話し込んでしまいましたが、旅の最後の晩にとても楽しい時間でした。

さーて、じゃあ最後に温泉に入ってビール飲んで・・・・

あれ?おかしいな?

あれだけ寝たのにまた眠くなってきたw

そんじゃお休みなさい。

何もしてない割に随分と長文になってしまったなw

今日もいい一日だったよ!



| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 23:46 | - | - | pookmark |
2014.09.02 Tuesday
2014年夏 北海道サイクリング その6:KUSHITANI名東店
さぁ、今回のサイクリングの後半戦「道東編」のスタートです。

実はこの後半に関しては「とりあえず道東に来る」という以外は全くノープランなのです。

道東は昨年も自転車で来ておりますし、オートバイでは何回も走っておりますのでそこそこ土地勘もあります。

天気、体調、気分などでその都度決めりゃ〜いいや..と、特になにも予定らしきものを立てずに床に就き、せっかく温泉宿の布団で寝ますのでちょっとゆっくり寝かせてもらおう・・・と宿の人にも「朝ご飯はゆっくり目でいいです。8時くらいでお願いします」と頼んでおりました。

ところが身に着いた5時起き体内目覚まし発動で目が覚めてみれば・・・

ん?

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お!?晴れてる??

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うー。天気がいいなら出かけたいなー。

そう思うとウズウズと落ち着かなくなってきましたので、宿の人の無理を言いまして朝ご飯の時間を早めにしてもらいます。
(女将さんゴメンね)

大急ぎで朝ご飯をかっ込み(しっかりご飯オカワリしたけどw)、8時前には出発!

硫黄山も晴天でクッキリ!

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よーしいいぞいいぞ!
道の向こうに夏の光が待ってるぜ!

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川湯温泉からR391に出て北上。
野上峠を越えて向かったのは・・・

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神の子池でした。

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国道から池までは2劼曚匹離澄璽箸覆里話里辰討い泙靴燭、あらためて自転車で走ってみたらそれなりの勾配があるんですね・・・
バイクで走った時には気が付かないんですよ・・

いやーしかし、やっぱり神の子池は晴天ですと色がより綺麗ですね。

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ここに来たのは2009年以来ですので5年ぶりです。

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この日は日曜日ですので朝の割と早い時間にも関わらず観光客がけっこういます。
駐車場から歩いて、この池の色を目にした瞬間誰もが歓声を上げていました。

でもなー。
こういうのってどうなんだろ??


僕も写真が好きなので、一番綺麗なポイントで撮影したい気持ちはよく分かるんですけど、こんな風に三脚立てて居座ったら他の人の迷惑になるとか、そういう思いはないのかしら?


僕も気を付けなければ・・・とシンミリ思いました。


さて、神の子池まで来たんだから、いっちょ裏摩周まで行ってみようかな?
表摩周は昨年来てますので、これで表裏ともに摩周湖に自転車で行ったことになります。

しか〜し・・・裏摩周展望台手前2劼らいは斜度7〜8%の急坂で、相当顎が出ました。

DSC04234.jpg

キッツいよ!

さあ、そんな感じでゼイゼイ言いつつ無事裏摩周展望台に到着。

この辺りで若干空模様が怪しくなってまいりましたが・・・

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摩周湖はクッキリ見ることができました。

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さーて、宿からここまでの距離は50匱紂
この日は同じ宿に連泊を考えておりますが、このまま下って養老牛経由で戻りますと結構な距離になってしまいます。

天気もなんとなく下り傾向ですので、来た道を引き返すことにしました。

この判断は正しかったようで、さっきまでの青空がウソのようにもくもくと黒く厚い雲が沸いたかと思うと、バラバラと激しい雨が落ちてきました。

みどり温泉を過ぎた辺りで雨はゲリラ豪雨の様相を見せ始めましたのでたまらずレイングッズに身を固めます。

すると程なくみるみるうちに道の轍を川のような水流が轟々と流れ始め、ゴロゴロと雷鳴も響きはじめました。

とても自転車を漕げる状況ではありませんでしたが、周囲に身を隠すところも雨宿りするところもありません・・・
なにしろ人工物が皆無です。

こんな土砂降り、雷ゴロゴロの中をぼんやり原野の中の道に突っ立ってるなら走った方が先に進む分まだマシです。

そんな感じでヨロヨロと進んでおりますと、道の向こうの煙る雨の中に、4バッグ装備らしい自転車がやって来るのが見えます。

まだ若いチャリダーでしたが、すれ違いざま「頑張れよー!」と声をかけると、「ウオー!」と声が帰ってきました。

お互いに「こいつアホか?」と思ってるんだろうなぁ?wwww

しかしまぁ、こういう雨の降り方はすぐに止みます。
一日中シトシトシトシト降り続ける雨の方が身体にも自転車にもダメージが大きいのですね。

朝とは反対側から野上峠を登り切ったくらいで、向こうに青空が見え始めました。

DSC04247.jpg

水たまりに夏空が写ります。

DSC04249.jpg

濡れた道一杯に夏の空が写り込み、そこを走っているとなんだか海面を走っているような不思議な感覚でした。


峠を一気に下り、3時ごろには宿に戻ります。

宿の周辺も相当な豪雨だったようで、女将さんが「大丈夫だった〜?」と労ってくれました。

そこから空模様は降ったり止んだり。

もうこの日はここで終了!
温泉入って、ビール飲んで、マンガ読んでうたた寝して過ごしました。

至福なり。

この日の走行距離96辧
アップダウンが多く「練習会かよ!?」というコースでしたが、うん。今日もいい一日だった!



| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 10:59 | - | - | pookmark |
2014.09.01 Monday
2014年夏 北海道サイクリング その5:KUSHITANI名東店
さて、旅も四日目ともなると5時起きが身についてきます。

この日はちょっと出発を急ぐ理由がありましたので、サクっと朝食と撤収作業を終え、7時ごろには出発の準備を整えます。

昨晩泊まったピネンシリキャンプ場には道の駅が併設されているのですが、そちらの方へゴミを捨てにまいりますと二人組のチャリダーが休憩中でした。

彼らは音威子府方面から来たらしく、僕とはお互いに反対方向に進みますので、ここからのルートについて情報交換タイムです。

彼らに「猿払キャンプ場ってどんな感じですか?」と聞かれましたので、僕が「おぉ!すっごくいいキャンプ場だったよ!目の前が海で、綺麗な芝生のテントサイトで・・」と説明したのですが、彼らの反応が「はぁ・・・」と今一つかんばしくありません。

僕が「えーっと・・野宿旅なんだよね?」と聞くと、彼らは「はい」とは答えるもののその割にやけに軽装です。

聞くと、テントはおろかシュラフもマットも持っていないとのことです。

北海道には格安のライダーハウスがいたるところにありますので、シュラフとマットがあればなんとかなりますが(事実そういうチャリダーは多い)、それも無いとなると、寝られる場所はかなり限定されてきます。

つまり、彼らの求める「いいキャンプ場(野宿場所)の情報」というのは、綺麗な景色だとか芝生のテントサイトなどはどーでもよく、「極力四方を壁で囲まれて雨風が防げ」「尚且つ無料の施設」といのが大変大事なわけですね。

ちなみに前の日は音威子府の駅に寝たそうです。

僕が「そういうスタイルがコダワリ(徹底した軽量化のため・・とか)なの?」と聞くと、彼らはちょっと恥ずかしそうにこう答えました。


 「いえ・・キャンプ用品を買うお金がなかったんです・・」


ワハハハハハハハハハハハハハ!!!

そーかそーか。
それでも北海道をサイクリングしたかったんだね!

多分「なんとかなる」と思ったんだよね??

これを「若さ」と言わずしてなんと言うのでしょう??

これだけネットが普及した世の中ですから、8月も後半ともなれば北海道の朝晩の気温が簡単に15℃以下になることや、シュラフ無しに野宿することが結構大変なことなどは容易に想像がつくはずです。

それでも彼らは「とりあえず行っちゃう」ことを選択したわけです。

こういう時に「とりあえず飛んじゃう」のか、「ウジウジと『やらない理由』を探し続ける」のか、人間は概ねこの二種類の大別されます。

ひとつ確実に言えることは彼らは100%楽しそうでした。

この翌日くらいからまた北海道の気温はグッと下がったのですが、彼らが無事に旅を続けていることを心から願わずにはおれません。

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すっかり楽しい気分になって出発!

実は僕もこの日は今回の計画の大事な一日なのです。

と・・いうのもですね。

今回「最北端を目指したい」という気持ちと「やっぱり道東も走りたい」という思いが交互にやってまいりまして、本当に最後の最後まで計画が定まりませんでした。

そこで一休さんばりに「ポクポクポク」と考えに考えた結果「チーン!」とひらめきましたよ!

 「両方行けばいいじゃん!」

で、そのために休みを一日増やしたのですね。

しかし一日休みを増やしたぐらいで、この道北の地から道東まで走っていっては、道東に辿り着いたところでタイムアウトです。

そこで自転車旅の奥の手。そう輪行です!

そのために、朝9:01音威子府発旭川行の汽車に乗らなくてはならず、それが前述した「ちょっと急いでる理由」だったわけですね。

ピネンシリキャンプ場から音威子府の駅までは約25辧
ゆっくり走って1時間半の行程です。

途中こんな風格のある建物がありましたが、帰ってから調べたら大正期に建てられた旅館だそうです。

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さて、予定通り8時20分くらいには音威子府駅に津着しましたが、駅の手前1劼らいから突然の豪雨・・・

なんとかギリギリ濡れずに済みました。

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さて、輪行自体はもう手慣れたものですが・・・

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何が面倒って、自転車とキャンプ用品一式を二回に分けて運ぶ行ったり来たりでして、改札とホームがこんな階段で繋がっておりますとそれだけでもうひと働きって感じです・・・

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この運搬作業に比べれば、自転車で坂を登ってる方がよっぽど楽です。

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まぁ好きでやってることなので文句は言えませんがww


さて、ここから6時間ほどはひたすら鉄道の旅です。

音威子府から一度旭川に出て、そこから東に向かい、美幌駅で下車します。

美幌駅到着が14:40。

そしてここから目的の温泉宿まで約60劼△蠅泙后
普通に考えても3〜4時間コースなのですが、このルートには「美幌峠超え」が待っています。

つまりこの日は「ほとんど輪行移動のくせに、自転車での走行も85辧廚箸い若干ムチャな計画だったんですね。

しかし一週間の休みで、自転車で道東と道北を両方楽しもうと思うと少々の無理はいたしかたありません。

自転車を組み立て、装備を乗っけて15:15に出発!!

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美幌駅から美幌峠の頂上までは約28辧

よし!目標は5時に峠に到着だ!
と張り切って漕ぎ始めます。

実際に登りの区間はこのうち7〜8劼如美幌峠はそれほどの斜度ではありませんので、軽めのギアでクルクル順調に進んでいます。

幸いなことに天気はほとんど晴天。

上手くいけば峠から夕暮れの屈斜路湖の景色が楽しめるかも??

途中下ってくるサイクリストが大きく手を振ってくれます!
よーっし元気出た!

・・てなわけで、予定通り美幌峠に5時過ぎくらいに到着!

ヤッホー!屈斜路湖がよく見えるぜ!!

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気持ちいいので湖にダイブ!!

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この時間帯にここに来るのは初めてですが、夕暮れ時ならではの景色を楽しめました!



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カップルで旅行ですかー。いーですねー(棒読み)。

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これから下っていく道が一望のもとです。

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ああ・・いかんいかん・・急いでるのに写真などを撮ってるうちに時間が押してきました。

では再び出発!!

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眼下に屈斜路湖を見ながらのダウンヒル!ひぃぃぃいいい!気持ちいいいいい〜〜〜〜〜!!

今晩の宿、仁伏温泉へは峠から30劼曚匹任垢、ここからは下り基調なのでグイグイ下ってペースを上げていきます。

予約の時には何時に到着するのか読めなかったため、宿には素泊まりでお願いしておりました。

そこで和琴のレストラン兼ライダーハウス「レストランぽんと」にて夕食。

ボリュームたっぷりで大変おいしかったです!

エネルギーチャージ完了でラストスパート!

この頃にはすっかり暗くなっていましたが、コタン、砂湯と順調に通過していきます。

街灯も何もない真っ暗な道を走っていると、時々道の脇の草むらから「ガサガサッ!」と何か大きな物が草をかき分ける音が聞こえてきますが気にしない気にしない!!

ようやく7時半ぐらいに宿に到着〜〜!!

昨年も泊まった宿なので、女将さんが憶えていてくれました。

とりあえず汗ばんだウエアを引っぺがし温泉へ直行!!

ふ〜〜〜〜〜〜生き返った〜〜!

風呂から出て、自転車に荷物を取りに行くときにふと空を見上げると満点の星空。

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明日も晴れるかなー??

あー今日も楽しい一日だった!!





| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 17:29 | - | - | pookmark |
2014.08.31 Sunday
2014年夏 北海道サイクリング その4:KUSHITANI名東店
昨日は申し分のない一日ではありましたが、一つ難点があったとすれば「稚内ドームは野宿地としては少々やかましい」ということですね。

基本街からはすぐ近くですし、観光名所でもありますので夜まで人通りや車の通りもそれなりに多く、またこの日はドーム内でスケボーの練習をしている少年たちなんかもおりまして、ドームなだけにそういう音が結構反響したりして、とても快適な安眠空間というわけにはまいりません。

まあそれでも寝たんですけどねw

翌朝、やはりドーム内に響き渡るウオーキングをする地元の人の足音で5時に目が覚めました。(ドーム内を往復するのが定番コースのようです)

うむ。今日の天気もまずまず・・って感じです。

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手早くインスタントラーメンとオニギリの朝食を済ませ撤収作業です。

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今日はちょっと距離を稼ぎたいのでいつもよりも早めの出発を意識して、なんと6時20分には準備完了!オレってばなんてマジメなチャリダーなんだ!と感動しておりましたが、どうやらこのドーム野宿組では最後尾だったようで、もうみんな出発して誰もおりませんwww

あら〜皆さん早起きなのねw

気を取り直して早朝の稚内を出発します。

稚内は埼北の街だけあって、「最北端ナントカ」のオンパレオードです。

例えばコイツ。

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最北端マックの最北端ドナルドだそうですw

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なんだかお前微妙に偉そうなんだよ!

などということをしつつ、目指すはやはり宗谷岬!

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日本最北端の宗谷岬は稚内から約30辧

およそ1時間半〜2時間の行程です。

おお!あおれに見えるが宗谷岬か!?

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というわけで、8時ごろに到着〜〜〜!

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バイクでは過去に二度来たことがありますが、やはり自転車で到達した達成感というのは特別なものがありますね。

まぁしかし本当の達成感を得ようと思ったら自宅から全て自走で来なくては味わえないのかもしれません。

これはそのうち必ず実現したいと思っています。

さて、ここがホントの最北端ですので、最北端のお土産屋さんで買った絵葉書に、最北端のベンチで手紙を書き、最北端のポストに投函したりなんかしてるうちに小一時間経過してしまいました。

ふと見ると、昨日稚内ドームで僕にアンケートを依頼したオジサン二人組がまたチャリダーに声をかけています。

ここに来ればチャリダーが捕まる・・・という読みなのでしょうけど、朝早くからなんという仕事熱心なオジサン達なんでしょう!

アンケートの内容は、主にサイクリストの感じる道路状況などに関してだったのですが、せっかく稚内からここまで来るんだから自分たちが自転車に乗ってくればよりサイクリストの意見を実感出来ると思うんだけどなぁ。


さて、心行くまで最北端を堪能しましたら今度はオホーツク側を南下していきます。

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大草原にモクモクと湧く積乱雲が「夏ーーっ!!」という気分を盛り立てます。

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いやー!今日もホントに気持ちいいなー!

しかしオホーツク側に入って少々向かい風気味になったのと、若干のハンガーノックに見舞われ、イマイチペースが上がりません。

時間も11時頃になっていましたので、道の駅さるふつで早めのお昼ご飯です。

この辺りはホタテの名産らしいので、「ホタテカレー」を注文します。
ホタテはプリプリして美味しかったのですが、カレーはまぁ普通でしたwww

食後は外のベンチに寝転がり、顔にかぶせたキャップの汗臭さにちょっと顔をしかめたのも束の間、すーーっと深い眠りに引き込まれていきました。

20分ほどぐっすりと寝て体力チャージ完了!気分もスッキリです!!

さて、この後に向かったのはこのルートを走る上で絶対に外せないポイント・・そうアソコです!

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エサヌカ線です。

ライダー・チャリダーには絶大な人気を誇るこの道ですが、一般的にはそうでもないからなのか、それとも地元の人にそれほどの観光名所という自覚がないからなのか、案内看板的なものが皆無です(まぁ元々が観光目的で作られた道じゃあありませんしね)。

そこで、皆様へのガイドと自分への忘備録も兼ねて、ここで「エサヌカ線へのアプローチ」について書いておきますね。

まずは道の駅猿払を過ぎて間もなく、こんなスノーシェルターが現れます。

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ここを通り過ぎると、二基の風力発電機が左側に建っています。

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そして橋を二つほど渡ると・・・・

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こんな標識のある信号が現れます。

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ここで左折してください。

するとすぐにT字路になりますのでそこを右折です。

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その後はとにかく道なりに進めばそこがエサヌカ線です。

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こんな地平線まで続く直線路が20匐瓩続きます。

基本的に生活道路ではありませんので、ライダー、チャリダー、物好きな観光客以外は近隣の牧場の車くらいしか通りません。

そんなたま〜に現れる車も、水平線の向こうにポツン・・・と見えてから実際にすれ違うまで相当な時間を要します。

今回は北側から入りましたが、南側から入る場合北側からと比べると目印らしいものがほとんどありません。

相当気を付けていないと見落としてしまいますが、この橋を目印にしてください。

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この筑紫橋という小さな橋を見かけたら、ちょっと入口を行き過ぎています。

この看板から10〜20m手前にある脇道がエサヌカ線の南側入り口となります。


さて、すっかりエサヌカ線を堪能して国道に合流したらほどなくクッチャロ湖です。

このクッチャロ湖には、北海道でも5本の指に入るくらいの素晴らしいキャンプ場があるのですが、明日の行程の都合上もうちょい先へ進んでおくとします。

ここから海沿いの道を離れて内陸を中頓別方面へ。

クッチャロ湖から35劼曚鋲睥Δ貌ったピネンシリキャンプ場が今夜の寝床です。

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場所がイマイチ地味なのと、出来の良すぎるクッチャロ湖キャンプ場に近いことから今一つメジャーにならないキャンプ場ですが、徒歩圏内に温泉もありますし、気持ちのいい芝生のテントサイトですし、言うことありません。

今日の走行距離は130劼繁佑箸靴討呂茲走りました。

晩飯は、簡単で失敗がなく速エネルギーになってくれるパスタです。

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よーっし!今日もいい一日だった!!



| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 23:27 | - | - | pookmark |
2014.08.30 Saturday
2014年夏 北海道サイクリング その3:KUSHITANI名東店
目が覚めると空は薄曇り。

僕は旅に出ると、その3日前くらいから全く天気予報を見ませんのでこの日の天気もその後どうなるのか知りません。(だって悪い予報なんて聞きたくないじゃないですか)

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朝からインスタントラーメンにオニギリ二個、リンゴ一個にエネルギーバー1本と、普段ならあり得ない大量の食糧を摂取します。
ちなみにリンゴは前日にセイコーマートで見て猛烈に食べたくなったのですが、しょせんはコンビニで売っているリンゴです。ハイ、激マズでしたwww

走り出して間もなくして徒歩旅の若者を見かけましたので話しかけました。

実は前日も見かけていたのですが、キャンプ場に急いでいたため挨拶しかしていなかったのです。

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聞いてみると、鹿児島から宗谷岬を目指す途中で、この日で57日目なんだとか!

早い!!チャリの日本縦断でもそのくらいかける人多いんじゃないかな?
なんでも毎日40劼亙發とのこと。

うーむ。タフだ。

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出会ったのは21日なので、この2〜3日後には到着されてることでしょう。

さて、天塩の道の駅を起点にルートを海沿いの道道に取ります。
ここからが今回のルートでもメインディッシュである「道道106号 稚内天塩線」です。

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そしてここからチャリダーには恐怖の60厂喫箋訝和咾悗瞭容となります。

106号に入って進むと遠くに見えてきた物は・・・

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おおお!

この林立する風力発電所は、かの有名なオトンルイ風力発電所です!!

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周囲に人工物が少ないため非常に遠くから見えるのですが、逆に見えてからなかなか近づきません。

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まだか〜?

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ようやく真横までやってきました!

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この横を通るのは2005年以来ですので実に9年ぶり。
しかもあの時は非常に天気が悪かったため、晴天のオトンルイって初めてかも??

ここでゆっくりと写真を撮ったりしながら風景を堪能しました。

しばらく進むと、ここもライダー、チャリダーの撮影ポイント、「北緯40度モニュメント」です。

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まぁお約束なんで、北海道に初めて来た学生みたいなことしてみましたwww

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この辺りから段々空の雲が取れて青空が覗きはじめました。

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途中この106号線上に唯一ある飲食店で休憩しましたが、この頃にはすっかり青空!

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ここで休憩中のチャリダー君と話してみると、イントネーションがやや外国人っぽい。

聞くと中国から日本に来て自転車旅をしているとのことです。
名前は孫クン。

孫クン会話には全く支障ないほど完全な日本語を操ります。

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アラヤのランドナーには荷物満載!

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旅慣れた前カゴ仕様!

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見た目さえ気にしなければ非常に合理的かつ便利な仕様です。

孫クン、明日にはどうしても利尻山に登りたいとのことで、この日の夕方のフェリー最終便に乗るとかでぶっ飛んでいきました


いやーそれにしてもいい天気だ!

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もう「気持ちいい!」という言葉しか出てきません。

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天気もいいのでちょっと海にも下りてみます。

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さあ!みんな!先生について走ってこい!

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夏空〜〜〜♪

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車が全然走ってないのでこんなことも出来るよ〜!

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ああ・・気持ちいい・・気持ちいい・・

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などと独り言を言いながら走っていますと、後ろから追い抜きざまに一人のチャリダーが話かけてきます。

まだ若いチャリダーの彼は一度僕を追い抜いた後ペースダウンし、横に二台並んで色々喋りながら併走しました。

車がほとんど通らないこの道だからこそ出来ることです。

彼は今朝クッチャロ湖のキャンプ場を出発し、西にサロベツ原野を横断しこの道に出てきたんだとか。
ふーん・・そんなルートもありだよな〜。

このおしゃべりしながらの15分ほどの走行が本当に気持ちよかったです。

ほどなくして現れた休憩所で記念撮影。

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この通りのイケメンチャリダーでしたが名前を聞くのを忘れてしまった!

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彼もこの日の最終便フェリーで利尻島に渡るそうなので、多分船で先ほどの中国人チャリダー孫クンと道連れになったことでしょう。

さきほどの孫クンもまだ若い学生さんでしたが、これだけ日中関係が悪化している中で、日本語を勉強して、自分の目と足で日本を見て周ってる若者がいる一方、この国では中国に行ったことも中国人と付き合ったこともないのに感情的な反中ムーブメントに疑いなく乗っかってる恥ずかしい大人がたくさんいます。

当の孫クンに何がしかの考えがあって旅をしているのかどうか僕には分かりませんが、旅先で優しい日本人とたくさん出会って仲良くなることを願ってやみません。


さて、景色がほとんど変わらないにも関わらず、飽きるどころか「この道が永遠に続いて欲しい」と思えるような昂揚感の中走り続けていたら、いつの間にか稚内も目と鼻の先になっていました。

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この辺りでよく見かける「無事カエル人形」です。

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地元の人の真摯な願いが込められています。


稚内の街に入る前に夕暮れ間近のノシャップ岬へ立ち寄ります。

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ここから見る夕陽はさぞかし綺麗なのでしょうけど、さすがに寝床の準備もあるため稚内市街地へと向かいます。

本日の寝床はココ!

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北海道有数の「野宿の聖地」稚内ドーム(防波堤)です。

稚内にキャンプ場もあるにはあるのですが、結構高台にあるため自転車で坂を登るのが面倒くさくwwここに寝ることにしました。

しかし五時頃着いてみればテントはゼロ・・・

ふーむ・・・もうお盆も終わってるし野宿者はいないのかな?と思いながらテントを張っていたら、「すいません・・・」と声をかけてくる実直そうな紳士が二人。

てっきり「ここでテントを張らないでください」とでも言われるのかと思いきや、国土交通省の委託でサイクリストの意識調査をしているのだとか。

ここに来ればチャリダーが来るだろう・・・という発想が北海道ならではの感覚ですね。

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いくつかの質問に答え終わるとお礼に・・・ってことでカロリーメイトくれましたwwww
さすが自転車乗りのツボを押さえてるじゃないの!

さてさて、寝床も設営し終えたのでここから2劼曚瀕イ譴寝浩堯屬澆覆箸療髻廚悄


よくありがちなスーパー銭湯的な温浴設備ですが、ここの泉質がヌルヌル系で大変気持ち良い!!

露天風呂にあったリクライニングチェアに寝転がり、空に浮かぶ茜色に染まった巨大飛行船のような雲がゆっくりと動いているのを見ながら今日という一日を振り返ります。

ゆーっくりとお風呂で暖まり、サッパリしたところでまずは近くのコインランドリーへ。

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ここで洗濯物を全て放り込み、また温泉の方へ戻る道すがら自転車屋さんを発見しましたので、ここで使ってしまった予備チューブを補充します。

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自転車屋さんのオジチャン、オバチャンも「いい旅をね」と見送ってくれました。

さて、この日は飯を作るのも面倒くさいので先ほどの温泉施設の中にある居酒屋で食事を済ませます。

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生ビール2〜3杯飲んで気持ちよくなったところで洗濯物を回収し、また寝床であるドームへ。

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この時にはもう7〜8張のテントが張られていました。

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2014年8月21日。
この日は僕のサイクリング人生・・・
いやツーリング人生・・・

いや・・・僕のこれまでの人生の中でも最高の一日でした。

頭の天辺からつま先まで充実した一日。
| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 18:51 | - | - | pookmark |
2014.08.30 Saturday
2014年夏 北海道サイクリング その2:KUSHITANI名東店
さて、今回のサイクリングの一番の目的は「自転車で宗谷岬を目指す!」というものです。

ただし一週間のお休みで(まぁ9日間も休みますがw)全て自走で宗谷岬まで行ったら、もう着いたところでゴールになっちゃいます。

そこで留萌までは輪行にて移動。

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ネットで、とにかく苫小牧ー留萌間を最速・最短で行く方法を検索いたしましたらまずは苫小牧を5:01に出発する「急行はまなす」に乗れとの指示。

ふむふむ。
「はまなす」ね。

鉄ではない僕はそれがどんな車両なのか分からないままホームで待っておりますと・・・

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ん?
なんかちょっとスペシャルっぽい汽車がやって来るじゃありませんか。

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「のびのびカーペット」って何や?wwww

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と・・思って乗り込んでみたら・・・

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こんなゴロ寝スペースもあったりします。

なんかちょっと特別な列車に乗っちゃったのかなぁ?と写真撮ってSNSに載せましたところ、早速友人の鉄さん達の熱い反応!

どうやら現在JRで唯一運航してる夜行急行列車らしいですね。

何の思い入れもなく乗っちゃってゴメンよぉ・・・

この列車、前夜青森を出発して終点の札幌に6:07到着なのですが、この早朝の時間帯はなんだか乗客の皆さんグッタリと疲れ切っておりまして、車両全体が妙に重苦しく気怠い雰囲気に支配されていました。

札幌からは「スーパーかむい」で深川まで。

この「スーパーかむい」の車掌さんが旅好きらしく、下車準備中に色々と会話が弾みました。

ホームに自転車を下すと、「気を付けて!」と車掌室から手を振って見送ってくれます。

深川からはJR留萌線に乗るのですが、ここからは急激にローカル色いっぱいの気動車一両編成でのんびりした雰囲気になります。

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朝は曇天でしたが、段々この辺で青空が見え始めました。


さて、いよいよ9時に留萌着!

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ここからサイクリングの始まりでーっす!

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留萌スタートにしますと、出発してすぐに海沿いのルートとなります。

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うーむ!天気はまずまず!

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快調に進み、道の駅「おびら鰊番屋」に到着。

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この辺りからちょーっと雲が出てきます。

それでも気持ちよく走っておりましたら、しばらくして何か走行感に違和感が・・・

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ありゃ?リアがパンクしてる!

うーむ・・・
通勤中のパンクとかはしょっちゅうだけど、ロングツーリングでのパンクは初めてかも・・

てなわけで路上修理。

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作業中心配して止まってくれたっぽい車も、こんな風に自撮りしているのを見てハバカバカしく思ったのかそのまま何も言わずに去っていきましたwwww

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恐ろしく手際の悪い修理作業の後に出発。

苫前くらいでは完全に曇天になりました。

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苫前と言えばクマ。

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「・・・・・」

ちょっとデカ過ぎだろ?wwww

あ・・なんで苫前と言えばクマなのか?ってことは「三毛別 ヒグマ」でググってみてください。

道の駅「風Wとままい(フワっととままいと読みます)」で、北海道グルメとは全く無縁な普通のかつ丼を喰らい、出発しようとすると細かい雨が降り始めています。

レインスーツを身につけて出発すれば、空模様は降ったり止んだり・・・・

5時くらいに本日の宿泊地、遠別の河原公園キャンプ場に着くころのはとりあえずなんとか雨は上がっていました。

シーズン外れのためかキャンパーは僕一人。

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テント設営後は、キャンプ場受付のオバチャンに教えてもらった街の銭湯へ。

銭湯は近所の老人保養施設の中にあるお風呂を使わせてもらう形になるのですが、このお風呂がまたこじんまりしてて非常にいい雰囲気です。

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水道工事で遠別に来てるというピアスのお兄ちゃんに、ここから先のルートで安くてボリュームたっぷりの食事が出来る店なども教えてもらいました。

サッパリとした気分でお風呂から出ると、どこからかお囃子の音が聞こえてきます。

どうやらこの晩は、この北の果ての小さな街の小さな夏祭りだったようです。

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屋台などを冷やかして歩きます。

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旅先の小さな街で偶然見かけるお祭り・・・・

これほど旅情を掻き立てられることがありましょうか?

帰りにセイコーマートで買い出しをしていると、先ほどのキャンプ場の受付のオバチャンにバッタリ会います。

そこでまたしばし世話話。

キャンプ場へ向かう僕にオバチャン「いい旅をね」と声をかけてくれます。

 「いい旅を」

北海道の人は、ごく普通の食堂のオバチャンやオジサンなんかがこの言葉をごく自然に口にします。

やはり旅人というものに慣れ、またそれを暖かく受け入れる風土が根付いているのでしょう。

 「いい旅を」

なんという心温まる響きでしょう。

キャンプ場に戻り、食事を済ませ、テントの中でウイスキーを飲みながら読書タイム。

なんだか初日からいい旅の予感がビンビンします。

遠別の夜は静かに更けていきました。

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| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 17:52 | - | - | pookmark |
2014.08.30 Saturday
2014年夏 北海道サイクリング その1:KUSHITANI名東店
さて、ではツーレポを開始します!

来年の夏まで自分が繰り返し繰り返し読み直しますのでコレは重要なのですw

さて、移動手段が自転車でもバイクでも行き先が北海道の場合は、乗り込むフェリーはいつも決まっています。

深夜1:00敦賀発苫小牧行きです。

ただし自転車の場合、この敦賀までは車に運んできています。
車から自転車を下して組み立て、装備品を乗せフェリーに乗り込みますが、ここまで乗ってきた車は一週間敦賀港に放置です。

名古屋から敦賀まで輪行しますと、仕事終わってからではとてもフェリーには間に合いませんのでこの方法を使っていますが、車を炎天下で衆人環視の中一週間放置することに耐えられない人には向かないと思われます。

では出発!

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今年はチャリダーの数もそこそこ多くて7〜8台はいそうです。

乗船待ちをしている時に前に居るチャリダーと話をしていると、彼は博多から敦賀まで輪行くでやってきたのだとか。

以下その時のやりとり。

 「学生さん?」
 「はいそうです」
 「九州の大学?」
 「そうです」
 「サイクリング部か何か?」
 「はいそうですね」
 「もしかして・・・九大??」
 「そうですね・・」
 
 「ってことは・・・・・Nクンと同じクラブ??」
 「えーーーっ!!??なんでN先輩のこと知ってるんスかー!!」

なんという偶然でしょうか!?

実は二年前の東北〜道南のツーリングの時に、敦賀港で一人のチャリダーと出会いまして・・


フェリーの中で一緒にこんな写真を撮っていたのがNクンなのですが・・・


その同じ大学の同じクラブの後輩に同じ敦賀港で出会うなんて!!

九大のサイクリング部には僕はよくよく縁があると思われます。
そのうち入部させてもらおうかしら?ww

さて、そんなこんなでいよいよフェリーに乗船。

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自転車とバイクは早めの乗船でしたので、混まないうちに速攻で風呂に入ったら・・・

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まずはグイーーーーッっと!

で、生の後は当然・・・

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これですな・・・

この気持ちの良いほろ酔い状態で我が「ツーリストA」のベッドに戻り、ウイスキー水割りを飲みながら持ち込んだ文庫本を数ページ捲るうちに深〜い眠りに落ちていきました・・・



さて、目覚めてみればもうお昼前。

カフェスペースでボンヤリしていましたら、昨日の九大サイクリング部のTクンがやってきまして、明日からのルートなどについてしばし談笑。

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こんなことをしていたらもう昼です。

いかんいかん!

大好きなフェリー旅の時間がもう半分以上過ぎちゃってるじゃないの!
もっと有効にダラダラしなくてはっ!

てなわけで、受付でDVDを借りましてアミューズメントルームへ。

今回往路で観たのはコレ。

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映画館で上映中にも気になっていた、降旗監督と高倉健の名コンビ復活の「あなたへ」です。

しんみりといい映画でした。
旅の途中でロードムーヴィーを観るというのはいいものですね。

DVD鑑賞のお供は定番のコレです。

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自動販売機で温めてくれるチャーハンとサッポロクラッシック!
こちらも映画に負けず劣らず名コンビです!

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体育座りで映画鑑賞wwww

そんなこんなで、この新日本海フェリーのお楽しみの夕陽ターイム!!

・・はずでしたが・・・

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今回は曇天で夕陽はイマイチ・・・


う〜む・・・
このフェリーに10回以上乗ってるけどこんな曇天は初めてかも・・

でもこればっかりは仕方がありません。

そして案の定、船内アナウンスによると到着時の苫小牧の天候は雨・・・

苫小牧東港は真っ暗で何もないところですし、そこから宿泊予定の苫小牧市街までも本当に街灯も何もない真っ暗な道・・・

一人じゃあちょっと心細い道でもありますので、同じ方向に向かうTクンと一緒に向かうこととします。

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沼ノ端のラーメン屋さんで食事をした後、ネカフェに泊まるというTクンとお別れ。

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降ったり止んだりの雨の中、僕は駅前のルートインへ。

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さーって、明日は晴れるかなぁ??

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| kushitanimeit | 2014北海道サイクリング | 15:43 | - | - | pookmark |